期待を裏切りたくない。キングジム・HITOTOKIブランド開発担当 が「文房具」に込める想い
昔から文房具が大好きだったので、就職活動をしていた時は文具業界のみを受けていました。
文房具にハマった理由はなんだったんですか?
小学生の時にシール手帳を作ったり、手紙の交換をやったりしていて、その時から文房具は好きだったんです。大学ではプロダクトデザインを専攻していたので、専門的な文房具にも触れる機会が多くて、文房具全般が好きになりました。
■女性3人から始まった、会社初のブランド「HITOTOKI」
望月さんはキングジムのブランドである「HITOTOKI」に立ち上げから携わっているとのことですが、立ち上げるまでの経緯を教えて下さい。
今までも特定の商品を作りこんでいくということはあったのですが、私としては、今自分が作っている企画たちを1つにまとめてブランド化していきたいという思いがありました。
当時、会社にはまだその文化がなかったので、2年ぐらいかけて、私含め開発にいる2人と、営業女性の3人チームで「HITOTOKI」というブランドを作っていきました。
女性3人から始まったブランドなんですね!でも、どうしてそんなに「ブランド化」にこだわったんでしょうか?
ブランドを作ると、商品群全体を知ってもらうきっかけになるんじゃないかなと思ったんです。