ご褒美温泉旅ならココ。箱根の高級宿「はつはな」で、かつてないほどの癒やしの夏を
と鳴きながら私を癒やしてくれました。
相州牛が絶品。地元産の食材を中心に使った夕食
夕食はダイニング「はなゑみ-花笑-」でモダン懐石に舌鼓。献立は毎月変わり、取材時の水無月(6月)はキャビアをあしらった「足柄金太郎鱒握り寿司」と7種の旬菜から始まる9品が登場しました。食前酒としていただいたのは、ホテルオリジナルの「さくらリキュール」。箱根の間伐材で作られたお箸は持ち帰りできるよう箱に入れられており、サステナビリティを大切にするはつはなならではのおもてなしです。
フカヒレの玉子豆腐、旬の桜エビをはじめとする鮮魚5種盛りに続いて、肴「イサキのポワレ 黒オリーブソース グリーンソース」がお目見え。パリッと皮目が焼かれたイサキはとても肉厚で、脂がのった春〜夏ならではの旨みを堪能しました。地元のものを中心に使っている、付け合わせの野菜もおいしい!
メインは炭香「相州牛ロース炭火焼 マデラ酒ソース」。相州牛とは神奈川県南足柄産ブランド牛で、サシの入った相州牛ロースはとろけるおいしさ……。上質な脂の相州牛を最後までおいしく食べられるように、箸休めとしての付け合わせも計算し尽くされていて、食べる人のことを第一に考える料理人の想いが伝わってきました。