2人で生きることをやめた夏。気づけば始まっていた、海のはじまり【海のはじまり#最終話】
父親らしいことなんてできなくていいよ。ただ、一緒にいて。いつかいなくなっても一緒にいたことが幸せだったと思えるように」
ラストには1話の冒頭で海辺を歩いていた水季と海のシーンの対比のように、海辺を歩く夏と海の姿。
前を歩く海を、後ろから見守る夏。ふと振り返る海に「いるよ!」と笑顔で返す夏。
気づけば夏は海の父になっていました。死が2人を分かつまで共に生き、今この瞬間も一緒にいた全てが幸せだったと思える時間になり、ずっと海の父であり続けるのでしょう。
(やまとなでし子)
元恋人の死と、突如現れた自分の子ども。常人の想像を超えるスタート【海のはじまり#1】