二児の子育てとキャリアを両立しながら働く女性の「自分らしいリーダー像」の見つけ方
途端に自信をなくしました。勉強も好きではなかったので吹奏楽部に入って、他の子と同じようにただ和気あいあいとしていたと思います。しかし高3になって、母から急きょ「大学は自宅から通える国公立しか行かせられない」と言われ、最後はがむしゃらに勉強に打ち込みました。その時、集中力の高さという自分の強みを発見できました。
Q.4 学生時代に注力したことはなんですか。
なんとか大学には受かったのですが、大学の授業が社会に出てどう役立つのかピンとこず、大学時代はバイトに明け暮れていました。家庭教師や飲食のバイトも楽しかったですが、一番長く続いたのは結婚式場でしたね。チームが一丸となってお客様の人生の大切な一日を作り上げることに、やりがいを感じていました。
Q.5 これまでのキャリア変遷を教えて下さい。
母に言われたことが心に残っていたので、就活の軸は「女性でも活躍でき、長く働ける会社に入ること」でした。最初に入社したのがソフトウェア関係の会社で、4年営業を経験した後、マーケティング職を志して転職活動を行い、PCメーカーであるコンパックコンピュータに転職しました。ECチームに配属され、広告戦略や販促など、幅広く携わることができました。