二児の子育てとキャリアを両立しながら働く女性の「自分らしいリーダー像」の見つけ方
周りで活躍しているのは強いリーダーシップを持っている方や、自分とはタイプが違う方ばかり。尊敬できる部分はあっても、自分からは遠すぎて……。肩の力が入りすぎていて、自分ひとりで抱え込んでしまって爆発したこともありました。
しかし、キャリアトレーニングを通じて他企業で活躍する女性リーダーに話を聞くうちに「どんなスーパーウーマンにも迷いはあるし、飛び込んでみて初めて見える景色がある」ことを知ったんです。だから、これからの日本を作っていく方々には、大変なことは色々あっても、やってみればなんとかなるよと伝えたいです。
Q.8 リーダー職として気をつけていることはありますか。
自分は「みんな私について来て!」と先頭に立って引っ張るタイプではないので、メンバーとの対話を重要視しています。なるべくみんなが納得感を持って前に進めるよう、自分の中で決めていることも、みんなと話し合ってチームの目標として共有するようにしています。
あとは、トラブルでしんどい時や大変な時ほど逃げ出さずに向き合うこと。そうした経験を経て、リーダーとしての胆力や自信が培われるし、周りからの信頼を得ることができると感じます。
それと、メンバーのやっていることに手を出しすぎないことも気をつけています。