婚約しながらも結婚に踏み切れない原因の“レス問題”。「男は浮気する」と信じる彼女には離婚歴が……【さよならプロポーズvia ギリシャ】
そんな現実とは裏腹に、人前で見せる姿から「二人はいいね」と言われる現実のギャップにも苦しんでいたモナは、いっぱいいっぱい。
悩みを打ち明けられたニコス夫人は「まずあなたにとって何が一番大切かを考えた方がいいわ」と優しく言葉を掛け、とある本に書いてあったという「男は自分の想いを言葉にしないが、好きだという代わりに皿洗い機を回す」と言葉を送ります。
たしかに、アオイはモナが愛情表現だと思っているハグやキスなどのスキンシップはしないかもしれませんが、モナと生活を共にするために料理を作り、「一緒に食べよう」と誘います。
旅を通してそのことに気づきはじめ、アオイが自分が求める愛情表現を“してくれないこと”ではなく、アオイなりの愛情表現を“してくれていたこと”に目を向けるようにと少し気持ちが変わったモナ。そう、愛情表現は人それぞれであり、何がうれしくて、何を求めているのかはそれぞれ違うのです。
今までアオイに対し一方的に“変わってほしい”をぶつけていたモナですが、「最初は会えるだけでうれしかったし、一緒にいるだけで幸せだったのが、今は求めることがどんどん増えていった」と冷静になり、“自分にも原因があるのかも”と考えるようになったのは、大きな成長。