くらし情報『「アスティエ・ド・ヴィラット」デザイナーが語るフランスと日本--“偶然が生み出す物語”【INTERVIEW】』

2015年11月30日 20:00

「アスティエ・ド・ヴィラット」デザイナーが語るフランスと日本--“偶然が生み出す物語”【INTERVIEW】

実際に白い陶器を作ってみると意外にいい具合になったという、まったく偶然のインスピレーションでした(笑)!

――「Japan」をテーマにした作品では、日本の徳利やお猪口もありましたね。今回はどんな所からインスピレーションが湧いたのでしょうか?

実は徳利については知らなかったんです(笑)。「何か日本に関するものを作ってみませんか」と伊勢丹から話をもらったときに、まったく自由な発想で思いついたのが今回のシリーズなんです。アスティエのコレクションを制作する時は、じっくり考える時間を持つことも多いのだけれど、今回は最初に“日本の料理に何を使うのか”を考え、そこから徳利、お猪口、箸置き…と思うがままに制作を進めることができました。実は、徳利については面白いエピソードがあって、フランスの古い風習では、ベッドサイドに水を入れた小さなボトルを置いて寝るのですが、徳利がそのボトルにそっくりで後でビックリしたんですよ。

そして、Japanシリーズの箸置きは、自分でも手元において使いたいと思う程、特に気に入ってます。

―― アスティエのインセンスが日本の淡路島でつくられていると知って驚きました。その経緯は?

もともとお香を日本のメーカーと作りたいと交渉していたけれど、なかなかいいパートナーに出会えなくって。

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