2016年6月29日 21:00
【ファッションの“未来”たちに聞く】オンナノコらしさとクールが混じりあう温度感--デザイナー青木明子--1/2
そのどことなくクールな感じは青木さんのコレクションにいつも滲み出ていますね。いつ頃からファッションに目覚めたんでしょう?たぶん、ファッションを意識したのは「着ていく洋服を自分で選びたい」という自我が目覚め始めた幼稚園の頃からだと思います。ーー早いですね。学校がとても厳しくて、学校内での装いはかなり規制がありました。なので、私服で自分を表現する時間がたのしかったです。両親はそこまで「あれがダメ、これがダメ」ということはなかったのですが、校則を破って親が呼び出されるとなると子どもながらに、悪いなって思うじゃないですか。自分のせいで親が呼び出されて、親が学校からシリアスに怒られてしまうので(笑)。小さな子どもにとって、それはちょっと深刻でした。
今となってはかわいい内容だと思うのですが(笑)。ーー学校に行ってる時は全部規定通りにしていた?そうですね。幼稚園では、ティッシュの種類まで決められていたんですよ(笑)普通のポケットティッシュの半分くらいの小さなティッシュがあったんです。バラの絵みたいのがデザインされてて。ーーあら、かわいいですね。かわいいですけど、ちっちゃくて、3枚ぐらいしか入っていなかったような(笑)。