「やりたいからやっているだけ」Mega Shinnosuke:音色が映す新時代vol.1【interview】
文化祭に出ようってことで、コピーバンドに誘ってもらえたんですけど、その先輩が学校外でやっているバンドを観に行ってみたら、何かあまりおもしろくなくて(笑)。「これだったら自分の方がおもしろい音楽を作れるんじゃないか」っていう根拠のない自信が湧いてきたんです。
――それまでの音楽経験は?
ほぼなかったですね。公園で友達の前で遊びで弾き語りしたりとか、本当にそれくらいで。ただ、高校に入る前から軽音部に入りたいなとは考えていて。
――それはなぜ?
怠惰な高校生活を過ごさせないために、お母さんから「何かしら部活に入れ」って強く言われていて。でも、自分としては本当にやりたいことが見つからなかったんです。そんな中で、強いて言えば「軽音部かな」って思って。
――音楽以外で小さい頃から夢中になった物事はありますか?
なんでしょう。モンハンとかパズドラですかね。小学生の時は野球もやっていたんですけど、正直途中からずっと辞めたいって思いながらやってましたね(笑)。
――では、ある意味初めて夢中になれたのが音楽?
そうかもしれないですね。ただ、音楽もここ2年くらいの話なんです。普通、中高の部活って3年間やるじゃないですか。