2020年4月1日 10:50
「ritsuko karita」のアトリエから【インタビュー】Vol.3
「梨凛花」のアトリエから「ritsuko karita」のアトリエへ、みたいな部分も?
服をずっとやってきたので、服を作ることは変わらずし続けますが、そういう部分もありますね。「梨凛花」だからこそこういうデザインをしなきゃ、と自分自身を梨凛花に寄せている部分がありました。でも、アトリエも変わるし、27歳にもなるし、もっと等身大の自分自身の考えでブランドをやってみてもいいんじゃないかな、と思うようになりましたね。あとは、「梨凛花」では、世界観を作って展開をしていたものの、日常生活で着られる服も欲しいなと思うようにもなってきたのと、「梨凛花」として毎シーズンを作り込んでいくと、シーズンごとに移り変わりが激しくなっちゃって、それをずっとやっていくのはここの「アトリエ」にも自分自身の考えにも合わないな、って。
あとは、最近はアクセサリーやプロダクトといった、アパレル以外のクリエイターのお友達が増えてきていて、指輪だったり、財布だったり、彼らにはブランドの象徴とするラインナップがあるので、それにちょっと憧れたというのもあります。
具体的には、「ritsuko karita」では“プレーン”と“リッチ”という名前をお洋服につけて2軸で作っていこうと思っています。