セイコー創業140周年を記念した、クレドール「叡智II」瑠璃色磁器ダイヤルモデルが登場
です。
焼成により自然に緩やかにカーブを成すダイヤルと手描きのクレドールロゴ、インデックス
本作に採用されている「ポーセリン」と呼ばれる磁器ダイヤルは、ガラス質の釉薬を高温で焼成するため、溶けたガラスが表面張力で緩やかな曲面を作り出し、冷えて固まるとポーセリンならではの柔らかな表情となるのが特徴です。
また、クレドールロゴとインデックスは熟練の技を習得した職人が手描きしています。瑠璃色のダイヤルとのコントラストが美しく、浮き上がったように見え、手描きならではの温かみを感じていただけるダイヤルです。
深い色合いの瑠璃色ポーセリンダイヤルモデルが140周年の歴史の深さを体現
本作の開発で目指した色は、瑠璃(るり)色です。瑠璃とは、古来より珍重されてきた宝石で「ラピスラズリ」とも呼ばれ、エジプトのツタンカーメンのマスクや正倉院の宝物(紺玉帯)にも使用されています。瑠璃色を焼成で再現するのは難しく、独自に調合した天然の釉薬で深みのある色にするため、開発は2年にわたりました。数十回もの試行錯誤を繰り返し、白よりも焼成回数を増やすことで美しい瑠璃色のダイヤルが実現いたしました。
釉薬というガラス素材の特性から、見る角度や周りの明るさによって色彩の見え方が多彩に変化します。