2016年7月3日 17:15
映画『東京喰種』人気漫画を実写映画化 - 窪田正孝と清水富美加が人を喰らう怪人に
それぞれの衣装のデザインは、何を軸に決められたのでしょうか。
軸にしたのは、登場人物それぞれのキャラクターイメージです。カネキは、普通の大学生という設定ですし、あんまりかっこ良すぎない感じ。100点ではなく60点ぐらいのデザインを目指したかったので、原作もパーカーでしたしそのまま戦闘服に選びました。
スタイリングもよりカネキっぽくするために、インナーにはシャツをあわせて、裾からは切り替えてネルシャツを出した大学生っぽいスタイルにしています。でも、パーカーといっても戦うための服だから、素材にはコーティングをかけてしっかり強いイメージを出しました。
喰種に対抗するCCGの2人の衣装もキャラクターイメージからインスピレーションを得ていて、真戸さんはくたっとしたようなスーツ、亜門君はリアリティな部分を軽減してファンタジーな部分を誇張し、彼の正義感を表す戦闘服のようなコートにしました。
このように初めて映画の衣装を手掛けてみて、森川はこれまでのクリエーションとは何か違うものを感じたという。
映画衣装には、コレクション製作時とは異なる面があったようだ。
クリスチャンダダらしさは表現されなかったのでしょうか。