2017年2月17日 10:50
映画『火花』ピース・又吉の芥川賞作品が実写化 - 菅田将暉・桐谷健太のW主演、板尾創路監督
そして、先輩芸人の神谷を演じるのは桐谷健太だ。『クローズZERO』や『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』など数々の作品でその圧倒的な存在感を放つ個性派俳優として活躍するだけでなく、2016年紅白歌合戦に出場するなど、お茶の間でも広く愛される存在。徳永の師匠となり、強い信念によって"真の笑い"を追求する芸人役に挑む。
そのほか、神谷のヒロイン真樹役に木村文乃、徳永と「スパークス」というコンビを組むツッコミ担当、山下役には2丁拳銃の川谷修士、徳永の後輩芸人であり、目まぐるしいスピードでスターの階段を駆け上がっていくピン芸人・鹿谷役に加藤諒がキャスティングされた。
そして本作で指揮を執るのは、又吉の大先輩でもある芸人・板尾創路である。彼の映画界での活躍は、映画監督の平山秀幸、是枝裕和らも絶賛するほどのものだ。2010年に発表した『板尾創路の脱獄王』は、初長編監督作品にも関わらず、釜山国際映画祭をはじめとした国際映画祭などに出品され、第29回藤本賞・新人賞と、第19回日本映画批評家大賞・新人監督賞を受賞している。又吉が創造した「芸人」の世界を、同じ芸人である彼ならではの視点を盛り込みながら創造する。