2021年11月2日 14:12
【恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜 第4話】失敗続きのアルバイトの果てに、生まれた一体感・ネタバレあり
盲学校の先生からは「これがやりたい」というパワーが大切なのだと助言してもらい、ユキコは大好きな『BBバーガー』の面接へ。
店長の茶尾(古川雄大)は、即座に採用を決定。喜ぶユキコでしたが、周囲のスタッフはあからさまな迷惑顔。しかしスタッフたちの表情は、ユキコには見えません。
アルバイト初日。店内の様子がぼんやりとしか見えないユキコは、歩くこともままならず、厨房の隅で立っているしかできませんでした。忙しいスタッフたちは、ユキコを邪魔者扱いするばかり。
スタッフたちは皆、ユキコと一緒に働くことにメリットを感じていなかったのでしょう。
しかしユキコを採用した茶尾だけは、彼女に「新しい風」を期待していたのでした。
指導係になった紅林(吉住)のポテト作りの説明も、弱視のユキコには解りにくいものでした。
手本を見せながら「ボタンを押す」「スイッチを入れる」と説明するので、健常者であれば何の問題もなく伝わりますが、ユキコにはそのスイッチやボタンを見つけるのも困難です。いかに私たちが、普段の生活で視力を頼りにしているのかに気付かされます。
ユキコがどのくらい見えないのか。それを知らなければ、ユキコがなぜ出来ないのか、どうすれば出来るのかが解らないのですね。