【恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜 8話】「障害者のユキコ」ではなく「恋人のユキコ」を支える・ネタバレあり
の手伝いをすることになります。
緋山も参加すると聞き、手伝いを名乗り出る森生。
このクリスマスマーケットの手伝いで、森生は緋山と張り合おうと頑張りますが、全く敵いません。
料理では緋山の手際の良さを見せつけられ、森生が荷物を運ぼうとすれば、荷台を用意していた緋山が全て運んでしまい、森生がユキコたちにカイロを渡せば、緋山がストーブを持って来てみんなを喜ばせ…そんな具合に、緋山のスマートさを見せつけられてばかり。
空回り、引け目を感じていく森生の表情のひとつひとつが、切なくてたまりませんでした。
だからこそ、そんな彼に筆者は言ってあげたい。
確かに緋山はデキる男ですが、人間の長所というのは「何かが出来る、出来ない」ということだけで決まるのではありません。森生には森生の良さがあるのだと。
何より、森生という男は愛されキャラなのです。
逆に、緋山のような完璧な人が、森生のような可愛らしい愛されキャラになるのは難しいでしょう。
何ひとつ、森生が負けたことにはならないと思うのですが…。
しかし、森生は勝手に焦りを感じ、それに追い討ちをかけるように緋山は高圧的な宣戦布告をするのでした。