2023年1月17日 19:23
救急車の『事故の原因』に悲しみの声 「広まってほしい」「つらすぎる」
救急通報を受け、人命を守るため速やかに現場へ駆けつけてくれる、救急隊員。
新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が流行して以来、感染者が増える時期になるたびに、全国の医療機関がひっ迫しています。
中でも、都市部は通報の数も多いため、ネットではたびたび政府や医療従事者が「救急車が速やかに出動できない状況になっている」と声を上げていました。
『救急車の事故』を受け、隊員を心配する声が続出
2022年12月、東京都昭島市内を走っていた東京消防庁の救急車が横転する事故が発生しました。事故は、消防署に戻る途中に起こったといいます。
不幸中の幸いか、救急車に患者は乗っておらず、車内にいた救急隊員3人はいずれも軽症でした。
事故からおよそ1か月が経過した2023年1月16日、救急車を運転していた50代の救急隊員が眠気に襲われたことが事故の原因だったことが発覚。
産経ニュースによると、事故が起こった日、救急隊員は朝に出勤して以来、一度も休憩をとっていなかったのだとか。
その日もコロナウイルスの感染拡大で出動要請が増えており、およそ17時間連続で活動していたといいます。
※写真はイメージ
命を守る立場の救急隊員が事故を起こしたことに、多くの人が衝撃を受けた、今回の事故。