くらし情報『約3割が勘違いしてた 「奇特な人だね」は褒めてる? けなしてる?』

2023年2月11日 09:52

約3割が勘違いしてた 「奇特な人だね」は褒めてる? けなしてる?

目次

・「奇特な人=変な人」は間違いなのか
・奇特は最大の褒め言葉だった!
約3割が勘違いしてた 「奇特な人だね」は褒めてる? けなしてる?

「あなたって奇特な人だね」

もし、この言葉を人にいわれたらどう思いますか。嬉しい、それとも複雑な気持ちになるでしょうか。

正しい意味はわからなくとも、なんとなく「変わった人」というふうにとらえる人も多いのでは…。

「奇特な人=変な人」は間違いなのか

「奇」という字は珍しい、「不思議な」「怪しい」という意味を持ちます。このイメージから「奇特な人」が「変わった人」に紐づくのは自然な流れかもしれません。

実際、SNSには「変な人」という意味合いで使われるコメントが多数見られました。

しかし、本来の意味はまったく違うものをあらわすのです。


奇特は最大の褒め言葉だった!

奇特の意味を辞書で引いてみると、「言行や心がけなどがすぐれていて、褒めるに値するさま」と記されていました。つまり「奇特な人」とは最高の褒め言葉だったのです。

2002年度に文化庁が奇特について尋ねた「国語に関する世論調査」によると、多くの人が意味を勘違いしていることを裏付ける結果が!

本来の意味である「優れて他と違って感心なこと」が正しいと答えた人は全体の49.9%(*1)。

一方で、「奇妙で珍しいこと」と答えた人は全体の25.2%(*2)

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