
「やっぱりコミュニケーションが、知らないもの同士の壁を壊してくれるんだなぁ」
そう実感した出来事をTwitterに投稿したのは、車いすユーザーの中嶋涼子(@NakashimaMinion)さん。
東京都千代田区にある東京駅で、新幹線から在来線に乗り換えるため、駅員にホームまで案内してもらった際のエピソードを明かしました。
もやっとした思い素直に駅員に伝えてみたら?
駅構内を移動中、「車いすの方、通りまぁ〜す!」と叫びつつ、手を叩いていた駅員。
あまりにも目立ち、恥ずかしくなった中嶋さんは、少し笑いながら「そんな大きな声でいわないでください。恥ずかしいです」と正直に伝えました。
すると、ハッとした駅員は中嶋さんに謝罪して、自分の行動の背景についてこう述べたのです。
昔ツアーガイドをやっていたから、クセになっちゃって。恥ずかしいよね、ごめんね〜。
いつもはもっと混んでいるから、これくらいいわないとぶつかっちゃう人もいるんだけど、今日はそんなに混んでいないもんね。ごめんごめん。

※写真はイメージ
人が押し合うほど混雑することも珍しくない東京駅。
そんな場所を車いすで横切るのは大変で、イヤホンを装着していたり、スマホ画面を注視していたりする人たちにも気付いてもらう必要があります。