2023年9月11日 09:13
米の防虫対策 なぜトウガラシを使う? エステーの解説に「勉強になった」「なるほどです」
ただし生のトウガラシを米びつに入れると、トウガラシに含まれている水分が原因でカビが繁殖してしまう可能性も。乾燥トウガラシを使う場合、加工段階で香り成分が飛んでしまい、十分な効果を発揮できない恐れがあります。より安全で確実な防虫対策を行うためには、トウガラシ成分を利用した専用の防虫剤を使用するのがおすすめです。
トウガラシを活用する以外にも、以下のような対策を採ると効果的だといわれています。
・温度が22℃以下、湿度60%以下の環境で保存する
・袋から出して米びつに入れる
・お米の出し入れは虫が入り込まないよう素早く行う
・お米の保存場所はこまめに清掃する
ぜひこれらのポイントも参考にして、虫を寄せ付けないための工夫を取り入れてみてください。
防虫対策には冷蔵庫内でお米を保存するのも効果的。しかしエステーによると、「低温環境では密閉容器内に水分が発生して結露ができ、カビが生える原因になる」とのこと。虫対策以外にも、カビ対策について十分に意識する必要があるでしょう。
毎日おいしく食べたいお米だからこそ、よりよい保管方法について検討してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]
『常温保存』って、どこまでセーフ? ユーコープの回答が…