くらし情報『加工食品のお肉、加熱されているのに中身が赤いのは? 理由に「初めて知りました」』

2023年10月5日 12:17

加工食品のお肉、加熱されているのに中身が赤いのは? 理由に「初めて知りました」

まるでしっかり火が通りきっていない、生の部分が残っているように見えます。こういった加工食品もそのまま食べて大丈夫なのでしょうか。

加工食品のお肉のなかが赤い理由とは

加熱食肉製品と記載されていても、お肉のなかに赤い部分があると生なのではないかと不安に感じてしまいます。加熱食肉製品のお肉のなかが赤い理由としては、以下の2つが考えられます。


骨のなかの成分がしみ出している

骨付きのお肉が使われている商品の場合、製造の際の加熱によって骨のなかの成分がお肉のほうへしみ出し、結果としてお肉が赤く見えることがあります。品質には特に問題なく、そのまま食べることができます。

お肉や血液のなかの赤い色素が残っている

お肉や血液には、ミオグロビン、ヘモグロビンといった赤い色素が含まれています。こうした赤い色素は、調理の過程で酸素に触れた後に加熱すると褐色に変化します。

ですが、お肉の内部にある赤い色素は酸素に触れないまま外側から加熱されるため、色合いが褐色に変化せず赤色のまま残ることがあるのだそうです。たとえ内部に赤い色合いが残っていても、加熱済みの表記のある加工食品は十分に加熱されており、品質には問題ありません。

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