2024年1月27日 17:10
暖房の設定温度、何℃にすればいいの? パナソニックが教える快適に過ごすためのポイントとは
また、快適と感じるかどうかは湿度や体感温度などによっても変わってくるので、温度計や湿度計を用意して数字で確認するのがオススメですね」
パナソニックの公式サイトーより引用
つまり、暖房の設定温度だけを気にするのではなく、建物の状態、部屋の湿度や日当たり、体感温度なども考慮することが大切なのです。
湿度に関しては、10%上がると体感温度が1℃上がるといわれています。一方、湿度が低くなると体感温度が下がりますが、これは体の表面から水分が奪われるからです。
私たち人間は、汗が皮膚から蒸発する時に熱が奪われる作用を利用して体温調整しています。冬場は空気が乾燥するため、体の表面から水分と熱が奪われやすくなり寒く感じるのです。
また、湿度が低いと寒く感じるのは、空気と水分では熱の伝わりやすさに違いがあることも理由の1つです。「空気は熱しやすく冷めやすい」「水分は熱しにくく冷めにくい」という性質があるため、湿度が低い=水分の少ない状態では、体の熱が空気に奪われやすくなるということです。寒い冬に快適に過ごすための暖房の適正温度について解説しました。
大切なのは、温度だけでなく湿度を把握することです。