くらし情報『食中毒になりやすい『2日目のカレー』 理由に「そうだったんだ」』

食中毒になりやすい『2日目のカレー』 理由に「そうだったんだ」

ウェルシュ菌による食中毒は、食後から平均10時間ほどで発症し、腹痛や下痢といった症状を引き起こします。

ウェルシュ菌による食中毒を防ぐには

ウェルシュ菌による食中毒は、カレーやシチューといった煮込み料理で起こりやすい事例です。

そのため、これらの料理を作る・保存する際は、ウェルシュ菌への対策が必要です。

農林水産省では、ウェルシュ菌による食中毒を防ぐポイントとして『できるだけ早く冷ます』『しっかりと再加熱する』ということを挙げています。

やむをえず保存する際は、小分けにしたり、底が浅い容器に入れたりして、できるだけ早く温度を下げましょう。

カレーの写真

※写真はイメージ

また、ウェルシュ菌は熱に強いものの、料理の中に出す毒素は加熱することで不活化できるとのこと。そのため、保存していたカレーを温める際は、しっかりとまんべんなく加熱しましょう。

できるだけ、その日のうちに食べきることも重要なポイントです。


夏場はちょっとした油断が食中毒につながる可能性があるため、一層の注意が必要になります。

せっかく作ったカレーで食中毒にならないよう、保存の際は素早く冷やして、食べる際は再加熱を徹底しましょう。

[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]

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