扇風機の長期使用にヒヤリ 経産省の注意喚起に「これは怖い」「確認する」
本体裏側のモーター部分からは白い煙が出ています。
そのまま運転を続けていると爆発音とともに炎が噴出し、非常に危険な状態です。
就寝中など、扇風機の異常にすぐに気付けないケースもあるでしょう。問題を放置すれば、火災につながる恐れもあります。
扇風機を安全に使うための対策方法とは
扇風機が原因で発生する事故やトラブルを防ぐため、重要なのは各種異常の早期発見と使用中止です。
『【経済産業省】リコール・製品事故情報(製品事故対策室)』の公式Xでは、以下のような症状が見られた場合に使用を中止するよう求めています。
・扇風機の羽の動きがおかしい
・首振り機能の動きが悪い
・運転中に異音がする
・運転中に異臭が漂ってくる
これらの症状は、扇風機の内部に異常が生じているからこそ現れるもの。「使っているうちに自然によくなるだろう」と安易に判断するのは大変危険です。
その場ですぐに使用を中止し、修理や買い替えを検討してください。
扇風機の出火トラブルの主な原因は、内部部品の経年劣化だといわれています。特に製造から10年以上が経過している製品では、事故発生リスクが上昇。古いものを大切に長く使うことは大切ですが、扇風機の場合は注意が必要です。