訪問看護師が浴びせられた罵声 「許せない」「酷すぎる」の声
「なぜ看護師が外を歩いている」
「お前のせいで感染が広がるだろう」
りんどうさんは、理解してもらおうと訪問看護師について詳しく説明しますが、一向に声をかけてきた人の態度は変わりません。
「そんなことは知らない。看護師が外を歩くなんて言語道断だ」
「お前の患者にもコロナはいるだろう、そいつの家を教えろ」
りんどうさんは、守秘義務で教えることはできない上、もし仮にコロナウイルスに感染していそうな患者がいれば、然るべき機関に連絡することを伝えます。
それでも、相手は理解する様子はなく、りんどうさんへ罵声を浴びせ続け、最後に捨て台詞を吐いていきました。
「とにかく迷惑だから外を歩くな」
りんどうさんは「すべての人を不必要な差別や偏見でこれ以上傷つけないでほしい」と訴えます。
訪問看護師がいなければ、患者の中には重症化したり家族と共倒れになったりする患者もいるとのこと。
また、訪問看護がなくなれば病院に戻らざるを得ない患者が増え、結果的に病院のベッド数の不足にも繋がってしまうといいます。りんどうさんは、患者を自宅で支えるためにも、24時間365日、呼ばれれば家からも外出先からも駆けつける訪問看護師のことを知ってほしいとコメントしました。