黒柳徹子が『思い出話』を投稿 「さらっと史上の人物が出てくる」と仰天する人が続出
と私が言うと、茉莉さんが「どっかにあるはず」とおっしゃって、私は流し台だの、テーブルの上の何も入っていない食器戸棚など、あらゆる所に頭を突っ込んで探した。
やっと見つけて「あった、あった」と私たちは大喜び。
「半分ずつ飲みましょうね」と茉莉さんがおっしゃったので、私は流し台にあったお湯呑茶碗を持って行き、茉莉さんは襖を開けて、なんかベッドの方から「あった、あった」とグラスを持ってきて、私たちは半分ずつにして乾杯をした。
あんな素敵な乾杯を、それ以後あまりした事が無いように思う。
「2分だけ!」が、お話ししながら、4時間経っていた。
tetsukokuroyanagiーより引用
楽しいひと時を過ごし、黒柳さんにとって忘れられない思い出となったようです。
三島由紀夫も認める森茉莉の作品
また、黒柳さんは文豪・三島由紀夫さんと食事した時のこともつづっています。
話題に森さんが登場し、三島さんは作品を絶賛していたとか。
昔、私達(渥美清さんや杉浦直樹さんや、永六輔さんなど)が、毎晩行ってた、六本木のお寿司屋さん『鮨長』で、ある時、三島由紀夫さんとご一緒になりました。