昨年12月31日に肺塞栓症(はいそくせんしよう)で亡くなった俳優の中村メイコさん(本名:神津五月、享年89)を『乾杯で送る会』が18日、都内で開かれた。中村さんは、作家の村常氏の長女として生まれる。2歳の時に映画『江戸っ子健ちゃん』でデビュー。角帽の子供“フクちゃん”を演じて人気に。元祖天才子役だった。その後、数多くの作品に出演。紅白歌合戦の紅組司会を 1959年から1961年に務めた。1957年に作曲家の神津善行さん(92)と結婚。長女は作家の神津カンナさん(65)、次女は俳優の神津はづきさん(61)、長男は画家の神津善之介さん(51)。会場中央には、中村さん自身が選び、死去後に使ってほしいと思っていた写真の中から選ばれた1枚が飾られた。前には大好きだった赤いガーベラと、スコッチウイスキーの水割りが置かれていた。会が開かれる前に、善行さん、カンナさん、はづきさん、善之介さんが取材に応じた。善之介さんは「女優・中村メイコ、私たちの母のカーテンコールのような会だと思っております。ですので、乾杯をしていただくような感じで、明るく優しい目で送り出していただけたらと思っております」と『乾杯で送る会』になった理由を伝えた。はずきさんも「母は明るく楽しいことが好きだったので。最後も空に龍が昇るように、すっと逝ってあっぱれだったので、やっぱりこれは乾杯かな、という感じで。乾杯で送りたいねということを話して決まりました」と振り返り、カンナさんも「(お酒は)すごく好きでした。亡くなる日もなくなる日も飲んでた」と明かしていた。「シラフの母は見た記憶がない」と子どもたちは笑いながら、はづきさんは「三途の川までシラフでは無理だと思って、みんなで花びらにウイスキーを漬けて棺に入れた」と秘話を語った。中村さんへ最後の言葉を伝えるなら、という問いかけられると善行さんは「女房に話しかけてほしいんです。拝む必要ないんです。拝んでもらってもしょうがないんで。それより『頑張って冥土歩いてきなさい』ってことをみんなに励ましてもらえればいいと思うんで。こういう会を開いた」とする。その上で「夫婦だけで暮らしてましたから、どっちが先に死ぬかっていうことをよく話で出たんです。で、その時に『私はあなたの葬式なんかできないから、絶対に黙って先に行かないでね』ってことを言われて。『俺もあんたを1人で遠いところ、道もわからないところを行かせるわけにいかないから1人であんたが死んだら俺もついてってやるよ』って言ったら、うれしいそうに泣いてました。それが約束みたいに思えて…。守ってやれなくて、悪いな、かわいそうだなと思います。今、彼女を連れて向こうの国へ一緒に行ってやりたいっていうのが1番の僕の気持ちです」と涙まじりに亡き妻への思いを話していた。また、弔辞は約束を交わしていた黒柳徹子から。仕事のスケジュールの都合で黒柳は欠席となったため、カンナさんが代読。「『私のお葬式の弔辞は、あなたが読むのよ。そう決めたから絶対よ』。あなたは、いつも私にそう言ってたわね。『徹子の部屋』にあなたがいらして、その六日後に亡くなった時、私は本当に驚いたのよ。人間は亡くなる六日前にテレビに出て、弔辞のことも約束して、変わらずに、いつもの声で『絶対よ』」なんて言えるものかしら、と思ったから。『私は二歳半から女優やってるからあなたより芸歴長いでしょ。だから、あなたより先に死ぬから、あなたが弔辞読むの』。有無を言わさず、楽しそうに、あなたはそう言ったの」と亡くなる6日前に出演した『徹子の部屋』のエピソードを語っていた。■黒柳徹子の弔事弔辞「私のお葬式の弔辞は、あなたが読むのよ。そう決めたから絶対よ」。あなたは、いつも私にそう言ってたわね。『徹子の部屋』にあなたがいらして、その六日後に亡くなった時、私は本当に驚いたのよ。人間は亡くなる六日前にテレビに出て、弔辞のことも約束して、普段と変わらずに、いつもの声で「絶対よ!」なんて言えるものかしら、と思ったから。「私は二歳半から女優やってるからあなたより芸歴長いでしょ。だから、あなたより先に死ぬから、あなたが弔辞読むの」。有無を言わさず、楽しそうに、あなたはそう言ったの。それにしても、あなたは『徹子の部屋』に出て下さる時、必ずプレゼントを持って来て下さったわね。アクセサリーとか、お化粧品とか、お洋服とか。でも不思議なことに、最後にいらした時だけ、おみやげなかった。いつものあなたなら「ごめんなさい、おみやげ今日は、忘れちゃった」とか、そんな風な言い訳があるはずなのに、最後の日は、おみやげもなく、言い訳も、なかったわね。もし違うことがあったとしたら、そこだけが違ってた。そして、『徹子の部屋』に、必ず、お話のおみやげも持って来て下さった。しかも、びっくりするようなお話を。最後の時は、「仕事が長すぎたから、もう、このへんでいいやと思って、死のうと思って、海へ行って、どんどん先の方までジャボジャボ入って行ったら、とうとう泳ぐところまで行って、考えたら、私はスポーツ音痴だけど、水泳だけは上手だったのよ。だから泳いで沖のほうまで行ったけど、結局、泳いで帰って来たの。そしたら、徳川夢声さんのお嬢さんが、そこを通りかかって「何してるの?」って言われちゃって。考えたらお洋服着て泳いでるんだからヘンよね。結局死ねなかったの」。笑わせて、泣かせるメイコさん、あなたはサービス精神いっぱいの方でしたね、最後の最後まで。でも考えてみれば、娘を二人産んでから、息子がいないのは、つまらない、と言ってて、男の子も産むことになって。そこで孫が産まれて。こんなに恵まれた女性は、そうはいないと思います。しかも、ちゃんと育てて。メイコさん、あなたがいらっしゃらなくなって寂しくなります。今後、お会いすることがあったら、もっとたくさん、お話しましょうね。長いこと、お友達でいて下さって、ありがとう。私は、もう少し、生きてみます。あなたのご家族を、お守り下さいね。ついでに私のことも。あなたがいらっしゃらないこの世がつまらないこと、繰り返しお伝えします。じゃね、あなたの気に入る弔辞かわからないけど、お送りします。バイバイ!二〇二四年三月十八日黒柳徹子
2024年03月18日マジシャンのMr.マリックと、娘でミュージシャンのLUNAが、きょう5日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』(月~金後1:00)に出演する。マリックは、これまで多忙すぎて家族団らんとは程遠い家庭だったそうだが、孫たちの影響で家族の形に変化が起こっていると明かす。これまでプライベートで家族旅行に行ったことがなかったが、今回、孫の発案で千葉に家族旅行へ。いちご狩りやカラオケなど、マリックさんにとって初めて尽くしの旅となったという。娘のLUNAとなかなか面と向かって話したり電話はしづらいため、一時疎遠になったことがあったとも語る。しかし、娘とLINEをするようになってから、日々の他愛のない交流ができるようになり関係が改善。今では、家族全員でグループLINEを行っているそうで、その楽しいやり取りも紹介する。
2024年03月05日歌手で俳優の吉川晃司(58)が、きょう3月1日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』(月~金後1:00)に出演する。吉川は番組で、自身の身に起きたある異変を番組で初告白する。昨年から今年にかけて体のある部分に違和感があった。診察を受けたところ、あることが発覚し手術を受けることになったのだという。一体何が起きたのか、その経緯を聞く。また、今年デビュー40周年を迎えた吉川。黒柳徹子との付き合いも長く、思い出話に花が咲く。『徹子の部屋』初登場は19歳の時。初々しさが残る貴重な映像に苦笑するシーンも。そして、私生活がなかなか見えない吉川だが、約30年、自宅で大切に飼っているあるものについて特別に紹介する。
2024年03月01日黒柳徹子の幼少期を自伝的に描いたベストセラ―をアニメーション映画化した『窓ぎわのトットちゃん』のBlu-ray&DVDが5月29日(水)に発売されることが決定した。本作は、公開当時大きな感動を呼び、第47回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞した話題作。アニメーション化を企画立案し、監督を務めたのは、『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』(16)や『映画ドラえもん のび太の月面探査記』(19)の監督である八鍬新之介。2016年に企画を立ち上げ、2019年から本格始動し約1年をかけてシナリオを作成。アニメ制作はシンエイ動画が担当し、金子志津枝がトットちゃんを始めとしたキャラクターデザインを手掛けた。日本アニメ界におけるトップクリエイターたちが集結し、珠玉の名作を見事に映画化した。主人公・トットちゃんが通うトモエ学園の校長である小林先生を演じるのは、3度の日本アカデミー賞最優秀主演男優賞の受賞歴や『PERFECT DAYS』(23)で第76回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した役所広司。日本最高峰と呼び声が高かったヴァイオリン奏者でトットちゃんのお父さん役に小栗旬、トットちゃんの成長を見守る心優しいお母さんには杏が抜擢。トットちゃんの担任の大石先生を演じたのは滝沢カレン。豪華俳優陣がトットちゃんを取り囲んだ。そして、八鍬監督からまるでトットちゃん自身がそこにいるかのようにナチュラルだと評価を受け、オーディションで選ばれた大野りりあながトットちゃんを声で演じた。この度発売されるBlu-ray&DVD豪華版には絵コンテ、設定集など特典映像も満載。アフレコ映像集やインタビュー映像集、イベント映像集が特別収録されている。『窓ぎわのトットちゃん』Blu-ray&DVDは5月29日(水)より発売、レンタル開始。映画『窓ぎわのトットちゃん』5月29日(水)ブルーレイ、DVD発売■Blu-ray豪華版 6,600円(税抜価格 6,000円)■『DVD 通常版 4,400円(税抜価格 4,000円)発売元:テレビ朝日販売元:東宝コピーライト:© 黒柳徹子/2023 映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会(シネマカフェ編集部)■関連作品:窓ぎわのトットちゃん 2023年12月8日より全国東宝系にて公開© 黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会
2024年02月29日映画『男はつらいよ』公開55周年を記念した「Go! Go! 寅さん」プロジェクトが始動。併せて、山田洋次監督と黒柳徹子による対談番組の放送など、現時点で決定している企画の詳細が発表された。1969年8月27日に第1作が公開された『男はつらいよ』は、のちにギネスブックに認定されるなど、総観客動員数8,000万人を超える国民的映画シリーズ。2019年には50周年を迎え、それまでの全49作が4Kデジタル修復技術によって蘇ったほか、22年ぶりの新作となる第50作『男はつらいよ お帰り 寅さん』が公開となった。「Go! Go! 寅さん」プロジェクトは、何かと窮屈な現代だからこそ寅さんの言葉の数々を伝えたい、まだ作品を観たことがないミレニアム世代・Z世代にも観てほしいという想いがコンセプトとなっている。公開されたキービジュアルは、プロジェクトのコンセプトに沿って、「明るく、前向きな寅さんの笑顔」を前面に押し出し、軽やかな跳躍で勢いを表現。また、「そうよ、人生は賭けよ。」というコピーは、『男はつらいよ 純情篇』(第6作/1971年)より、挑戦する人々の背中を押し、励ましてくれる寅さんのセリフを大きく打ち出したものとなっている。また、山田監督と黒柳の対談番組『渥美清にあいたい 山田洋次と黒柳徹子が語る』(仮)は、3月17日(日) にNHK-BSで放送される。番組では、『男はつらいよ』シリーズの主演を務めた渥美清とのエピソードが語られる。併せて同局では、映画『男はつらいよ』シリーズから厳選された4本『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』『男はつらいよ 噂の寅次郎』『男はつらいよ 柴又慕情』『男はつらいよ 奮闘篇』が放送される予定だ。『渥美清にあいたい 山田洋次と黒柳徹子が語る』(仮)よりさらに、第1作の4K UHD化や、「辰年の寅さん」グッズが「Amazon Merch on Demand」で発売されることが決定。また、シリーズ55周年に寄せて、山田監督からメッセージが到着した。■山田洋次監督 コメント第2作『続・男はつらいよ』(1969年)撮影風景『男はつらいよ』55周年に寄せて「寅さん」こと車寅次郎という人物の魅力とはなんだろうか。誕生から半世紀を超えてもなお、人々がいまでも彼のことを忘れないのは、なぜだろうか。寅さんは人一倍の深い「情」を持っていて、困っている人々をみると放っておけない。親との関係に悩む娘、恋心を抱きながらも行動に移せない者、大金を騙し取られた芸者、不治の病に侵された貴婦人、大切な家族を亡くした人 。 寅さんは彼ら彼女らに寄り添い、共に心を痛め、叱咤激励し、時に自らの空回りが思いがけず功を奏するなどして、周囲の人たちの心を癒し、背中を押して次の一歩を踏み出すきっかけを与える。しかし、寅さんが持っている価値基準は「情」だけであり、統一した基準を持たない。要するに無茶苦茶なのであり、そこが寅さんの魅力なのだが、私たちは誰もが「寅さんのようには生きていけない」ということを知っている。困っているときには頼りになり必要とされるが、問題が解決すると途端に厄介者になる人物だ。寅さんは困難な時代でこそ光り輝き、人々を救ってくれるスーパーヒーローだとすれば、暗く、重苦しい今の世の中にこそ逢いたい人物ではないだろうか。弱った人間を励ます時に、寅さんは的確にその人を慰める言葉を持っている。「おい青年!」「労働者諸君!」と呼びかける時、<日本の未来は君たちにかかっている>という期待を込めて励ましている。その言葉の根底には、<自分はだめな人間だ>という想いがある。「お前は俺と違うんだぞ、立派なんだぞ」と、低い位置から応援している。そんなだめな男の破天荒な言動に、周囲の人々は「馬鹿だねえ」と笑い、呆れながらも、寅さんを愛していく。「笑い」は人の内側で、心が自由になる感動だ。めちゃくちゃな価値観を許している自分にホッとして、そのひと時解放される。大人だけではない。寅さんに憧れる子供たちに何人も出会ってきた。きっと彼らも大人と同じように、生きる苦しさを味わっているのだろう。遠い他国を旅している寅さんよ、帰って来てくれ。そして魂が自由であることの喜びを、もう一度味わせてくれ。<番組情報>『渥美清にあいたい 山田洋次と黒柳徹子が語る』(仮)3月17日(日) 14:49~15:48 NHK-BSで放送※「辰年の寅さん」グッズの詳細はこちら:
2024年02月28日史上初となる全八冠独占(竜王・名人・叡王・王座・棋王・王将・棋聖・王位)となった将棋の藤井聡太(21)が、23日放送のトーク番組『徹子の部屋』テレビ朝日開局65周年記念2時間スペシャル(後7:54)に初登場した。出版にまつわるすぐれた表現活動を行った個人・団体を表彰する『第5回 野間出版文化賞』の表彰式の場で藤井と初対面した黒柳は同番組の出演をオファー。そのラブコールが実現し、藤井八冠が扉を開けて登場すると「わー!ようこそおいで下さいました」と大喜び。藤井八冠も「楽しみと不安と緊張と…混ざったような感情です」と初々しく話した。さらに藤井八冠が将棋を特別指南することに。丁寧に駒の持ち方&指し方をレッスンしていたが、ふと黒柳から「なんで(将棋盤は)9列?」と素朴な疑問をぶつけられると「それは難しい質問…」とタジタジとなる一幕があった。
2024年02月23日黒柳徹子がMCを務めるトーク番組『徹子の部屋』テレビ朝日開局65周年記念2時間スペシャルが、きょう23日午後7時54分から放送される。芦田愛菜、マツコ・デラックスをゲストに迎えてトークを繰り広げるほか、黒柳も出演を切望していた藤井聡太八冠が番組初登場をはたす。今年6月に20歳を迎える芦田は、白を基調とした清楚なワンピース姿でスタジオに現れると、黒柳は「ずいぶん大きくなりましたね!」と、美しく成長した姿に感嘆の声を上げる。芦田は2011年、6歳のときに単独で番組史上最年少の出演をはたしたが、今回はそのときに披露した“本格的すぎるお店屋さんごっこ”映像を公開することに。黒柳を相手に店員役を熱演する幼い自分の姿に、芦田は「恥ずかしいですね…!小さいころはおままごとが大好きだったんです」と照れまくり。また、大学生になってからの変化も打ち明け、メークやファッションに興味がわいてきたと語るほか、愛猫の写真も公開するなど、20歳の素顔を明かしていく。さらには、意外な“弱点”も告白。才色兼備のイメージからは思いもよらない失敗談の数々に、黒柳も「あなたにそういう弱点があるなんて意外だわ」とビックリする。このほか、黒柳からトーク術を学びたいという芦田が“逆質問”したり、最近からい料理に目覚めたという芦田に黒柳が特製カレーを振る舞い、2人で“カレー女子会”を楽しむ場面も。また、2016年に史上最年少の14歳2ヶ月で棋士となって以来、史上最年少の記録を次々と更新し、圧巻の成績を残し続ける藤井聡太八冠が『徹子の部屋』に初出演。かねてからゲストに迎えたいと切望してきた黒柳は、藤井八冠が扉を開けて登場すると「わー!ようこそおいで下さいました」と大喜び。トークでは、前人未到の快挙を成し遂げた藤井八冠が普段、どんな生活を送っているのか、黒柳が質問。1日の生活リズムや休日の過ごし方などを紹介する。また、5歳のころ祖母の勧めで将棋をはじめたというエピソードを皮切りに、どんな幼少期を過ごしてきたのかもトーク。負けると悔しさのあまり大泣きしていたという逸話や、子どものころから大切にしてきた“お宝”ともいえる貴重なノートを公開する。さらに今回、藤井八段が将棋を特別指南し、黒柳に駒の持ち方&指し方をレッスンする。これまでトーク番組に出演したことはほとんどないという藤井八冠だが、そんな素顔をのぞくことができる。そして、トークゲストとしては10年ぶりとなる、マツコ・デラックスも登場し、黒柳とおしゃべりで盛り上がる。まずは2016年、『徹子の部屋春の最強 夢トークスペシャル』で大谷翔平選手と共演したときの思い出を2人で振り返り、マツコは「大谷くんと会えたのは徹子さんのおかげ!徹子さんと親しくさせていただいていちばんよかったと思う出来事かも!」と大興奮で感謝する。続いて、最近“終の棲家”について考えるようになったというマツコは栃木・那須への移住計画を明かす。ところが、黒柳のとっさの思いつきにより、その移住計画がまさかの進展を遂げる。『徹子の部屋』の大ファンだというマツコのために、かつて番組に出演した名女優たちの秘蔵映像を振り返る企画も展開。美しい女優たちのお茶目なトークにマツコも大感激するが、中には番組がスタートした1976年当時のVTRも。この映像は故・越路吹雪さんゲスト回のもので、本人が録画していたという貴重なテープ。スタート当初の意外な番組構成が発覚し、マツコも仰天する。最後は、黒柳から「なにかモノマネできます?」という無茶ブリが発動。マツコは自由すぎる黒柳に困惑しながらも、あの人気キャラクターのモノマネを披露する。
2024年02月23日俳優の芦田愛菜(19)が、23日放送のトーク番組『徹子の部屋』テレビ朝日開局65周年記念2時間スペシャル(後7:54)に出演する。今年6月に20歳を迎える芦田が、白を基調とした清楚なワンピース姿でスタジオに現れると、黒柳は「ずいぶん大きくなりましたね!」と、美しく成長した姿に感嘆の声を上げる。芦田は2011年、6歳のときに単独で番組史上最年少の出演をはたしたが、今回はそのときに披露した“本格的すぎるお店屋さんごっこ”映像を公開することに。黒柳を相手に店員役を熱演する幼い自分の姿に、芦田は「恥ずかしいですね…!小さいころはおままごとが大好きだったんです」と照れまくり。また、大学生になってからの変化も打ち明け、メークやファッションに興味がわいてきたと語るほか、愛猫の写真も公開するなど、20歳の素顔を明かしていく。さらには、意外な“弱点”も告白。才色兼備のイメージからは思いもよらない失敗談の数々に、黒柳も「あなたにそういう弱点があるなんて意外だわ」とビックリする。このほか、黒柳からトーク術を学びたいという芦田が“逆質問”したり、最近からい料理に目覚めたという芦田に黒柳が特製カレーを振る舞い、2人で“カレー女子会”を楽しむ場面も。番組には芦田のほか、藤井聡太八冠、マツコ・デラックスも登場する。
2024年02月23日俳優の真矢ミキ(60)が、きょう22日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』(月~金後1:00)に出演する。先日還暦を迎えたばかりの真矢は、いまさまざまなことにチャレンジしているといい、運動が苦手だが昨年は登山に挑戦。山に登って下山してくると、はいてきたパンツが落ちるほど痩せるそうで「登山は一石五鳥!」と魅力を語る。また始めたばかりの俳句では四苦八苦も。俳句の“先輩”である黒柳に、自作の句を披露する。そんな真矢は中学卒業後、宝塚音楽学校に入学。学歴は中卒だったが、50代で高等学校卒業程度認定試験にチャレンジ。忙しい仕事の合間を縫い塾や漫画喫茶などで猛勉強を重ね、6年前に見事合格した。また、20年以上に渡る親友だった岡江久美子さんの思い出も語る。
2024年02月22日2024年2月9日、モデルで俳優の佐々木希さんがトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演。子育てについてなどプライベートな一面を明かす中で、視聴者から「なんてお美しい…」「信じられない」といった声があふれました。同月現在、佐々木さんは36歳で2児の母親でもあります。しかし、いつまでも変わらぬ美貌に、多くの人が衝撃を受けたようです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 佐々木希(@nozomisasaki_official)がシェアした投稿 番組に出演した佐々木さんは、番組MCを務めるタレントの黒柳徹子さんとのトークについて、Instagramでこのように語っていました。2度目の徹子の部屋なのですが、収録時も徹子さんは、本当にお優しくてチャーミングで魅力的な方でしたお願いして秋田弁もお話ししていただいちゃいました!nozomisasaki_officialーより引用また、収録の際には黒柳さんのグッズをプレゼントされたとのことで、「とてもかわいい」と喜んでいます。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 佐々木希(@nozomisasaki_official)がシェアした投稿 番組出演時には、佐々木さんの名前がSNSでトレンド入り。視聴者から、さまざまなコメントが寄せられていました。・テレビに映る佐々木さんが美しすぎて目が離せない。・お肌がつやつやでキラキラ…永遠に見ていられる…。・驚異の美しさでお茶の間の度肝を抜く佐々木さん。・子育てのエピソードを聞いていると、本当に愛情深い人なんだと感じる。上品であり、優しいオーラに包まれた佐々木さんの美しさに、多くの視聴者が目を奪われたようです![文・構成/grape編集部]
2024年02月10日「親としてはいかに疲れさせるかって」佐々木希さんはアンジャッシュ渡部建さんと結婚し、2018年9月に第一子となる男の子を出産、そして昨年4月に第二子の誕生を公表しました。登場するや否や黒柳徹子さんは「スタイル抜群!」と感嘆の声を上げ、「現在36歳?随分若く見えますね。20代だと思っちゃった」「二児の母。(毎日ドタバタしている、と言われて)全然そんなふうに見えませんね、シャキッとしてらして」と驚きっぱなし。黒柳さんが「子育てはどういうところが一番大変?」と尋ねると、佐々木さんは「本当に思い通りにならないことが大変」と明かし、子どもは何をするかわからず、予期しないハプニングがしばしば勃発すると話しました。長男はもう5歳で、スクールから帰ってきたら宿題をやらなければいけないものの、「やっぱり宿題をやりたがらないので、それをこう、宿題をさせるのと遊ぶのとメリハリをつけるのが大変。ゲームもするんですよね~」と、成長に伴う生活面での大変さも出てきたといいます。「ちゃんと宿題終わってからゲームしようね」と、毎日毎日、口を酸っぱくして何回も同じことを言い聞かせ、時間制限をつくってタイマーをかけ、「何分経ったら宿題をしようね」と促しているそう。すると最近では、息子が自らタイマーをかけて時間を意識することが習慣づいたといい、黒柳さんは「5歳でもうそんなことができるの!?すごいね」「5歳でそんな、自分の遊ぶ時間と勉強の時間のメリハリつけるって、すごいと思います」と、衝撃を受けた様子です。佐々木さんの長男はゲームも好きですが、一緒に手作りクッキーを焼いたり、ドハマりしているレゴブロックで何かを作ったりと、いろいろな遊びを日々楽しんでいるよう。特にレゴには夢中で、自分で説明書を見ながら一生懸命に作っているといいます。佐々木さんは「途中でやめないで最後までやりとげることが大事」と声かけし、「好きなものは伸ばしてあげたい」という気持ちから、何かしらのご褒美にいつもレゴをプレゼントしていると明かしました。元気な盛りで、とにかく体力が有り余って走り回っているともいい、「親としてはいかに疲れさせるかって」と苦笑する佐々木さん。以前はリビングに設置していたトランポリンでずっと飛び跳ねており、「すごい体力だなって。1回私も経験してみようと思って、トランポリンをやったんですけど、結構疲れるんですよね、ジャンプって。それを永遠にできる子どもの体力ってすごいなって」と、エネルギー溢れる我が子の成長に目を細めていました。
2024年02月10日歌手でタレントの研ナオコが16日に自身のアメブロを更新。女優・黒柳徹子にプレゼントされた品を公開した。この日、研は「とってもカワイイプレゼント戴きました」と切り出し「黒柳徹子さんから窓ぎわのトットちゃんグッズ」と黒柳からアニメーション映画『窓ぎわのトットちゃん』の公式グッズをプレゼントされたことを報告した。続けて「こちらは拡大鏡つきのミラーでした」と写真とともに説明。「沢山、ありがとうございました」と感謝をつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「素敵」「可愛いグッズですね」「私も欲しいです」などのコメントが寄せられている。
2024年01月17日1981年発売の黒柳徹子著「窓ぎわのトットちゃん」が、「最も多く発行された単一著者による自叙伝」Most copies published for an autobiographical memoir by a single authorとしてギネス世界記録に認定された(記録対象部数は2511万3862部※2023年9月末の全世界累計)。「窓ぎわのトットちゃん」は、黒柳さんが自身の幼少期を描いた著書。発売当初、本の売れ行きがNHKのニュースになり、トラックに積まれた本が書店に運ばれていく様子が中継。現在まで108刷を重ねる(81年発行のオリジナル)単行本だけで585万部を売り上げ、戦後最大のベストセラーに。また、文庫版をはじめとするほかの形態を含めると、800万部以上を国内で売り上げ、全世界では2500万部超、20以上の言語で翻訳されている。さらに、42年ぶりの続編となる「続 窓ぎわのトットちゃん」は発売2か月で50万部を突破。初の映像化となるアニメーション映画も公開中となっている。なお、黒柳さんが司会を務める「徹子の部屋」も、9月12日に「同一司会者によるトーク番組の最多放送」Most TV talk show episodes hosted by the same presenter 1万2100回でギネス世界記録を更新した。黒柳徹子コメント「『窓ぎわのトットちゃん』は、トモエ学園の小林先生のことや、自分の子供の時のことを書いておきたいと、割と純粋な気持ちで書きはじめた本です。それが今回、自叙伝という形でギネス世界記録に認定いただいたこと心から嬉しく思います。前に、イギリスの方に『トットちゃんを読むと自由な気持ちになれる、それがすごくいいんだ』って仰っていただいて、そういうところが日本だけでなく海外の読者にも受け入れられたのかなと思うと嬉しいですね。これからも小さな子供や、若い方に読んでいただいて、優しい気持ちになってもらったり、小林先生のような自由なものの考え方をしてもいいんだと思ってくださったらと思います」また、トモエ学園時代のトットちゃんが誰かに「やったよ!」と伝えるとしたら、まず一番に誰に報告したいと思うでしょうかという質問には、「やっぱり泰明ちゃんかな。きっと泰明ちゃん喜んでくれると思います」、続けて「すごい物理学者になったタイちゃんも喜んでくれると思います」と答えた。『窓ぎわのトットちゃん』は全国東宝系にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:窓ぎわのトットちゃん 2023年12月8日より全国東宝系にて公開© 黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会
2023年12月18日タレントの黒柳徹子、将棋の藤井聡太八冠らが「第5回野間出版文化賞」を受賞し15日、都内で行われた贈呈式に出席した。「野間出版文化賞」は、講談社が創業110周年を迎えるにあたり記念事業の一環として2019年に新設された賞で、出版にまつわるすぐれた表現活動を行った個人・団体などを顕彰することが目的。第5回となる今年は、芦田愛菜、黒柳徹子、藤井聡太が受賞、そして福澤克雄監督が特別賞を受賞した。黒柳は「今日は私が尊敬する藤井さんとか芦田愛菜ちゃんとか若い方と一緒に賞をいただけて本当にうれしく思います」と笑顔を見せ、「特に私は、藤井さんがどういう方か見てみたいなと思っていて、いったいどうしたらああいう風に、ああいう四角いところに座って、こういう風にやっていけるのかなというのがとても不思議でたまらないです」と藤井に興味津々。「『徹子の部屋』においでいただいたら、その時にいろいろ伺ってみようと思います」と番組への出演に期待した。さらに、黒柳は「私はいつも(将棋の)中継を見ていて、藤井さん特に見ています。藤井さんすごいなっていつも思っているんですけど、さっきちょっとお会いしたらすごく普通の方だった。とってもかわいい笑い方で」と魅力を熱弁し、藤井は笑顔をこぼしながら話を聞いていた。
2023年12月15日1981年に出版され、世界累計発行部数は2,500万部を突破した黒柳徹子の幼少期を自伝的に描いたエッセイがアニメ映画化された『窓ぎわのトットちゃん』。この度、本編内でトットちゃんの頭の中の空想世界を表現した<イメージシーン>の映像が解禁された。今年10月には続編となる「続 窓ぎわのトットちゃん」も出版され書店では売り切れが続出するなど、再び“トットちゃんブーム”が巻き起るなか、公開された本作。黒柳さんも「当時のことが私の記憶のままに描かれていて、昨日のことのよう蘇った。作ってくださった方たちにも本当に感謝の想いでいっぱいです」と語り、完成作を観た際には涙を流したほど。公開後、SNSでは「トットちゃんがトモエ学園でたくさんの仲間と出会ってどんどん成長していく姿に涙。今を感謝して生きないといけないなと思った」「トットちゃんの明るさにこちらまで救われたし、温かい気持ちになった!」など本作を絶賛する声が溢れ、制作陣や黒柳さんが込めた熱いメッセージに心を打たれる声が続々。さらに豪華声優陣の深みのある演技も観客の心を掴んでいる様子だ。今回解禁となる映像は、トットちゃんがトモエ学園に初登校するシーン。憧れていた電車の教室の扉を開け、目を輝かせるトットちゃん。窓ぎわの席に座り、これから多くのことを学ぶであろうトモエ学園での生活に想いを馳せながら机を愛おしそうになでる姿は、期待と高揚感に満ちている。そして目線を窓の外に向けご機嫌に歌っていると、突然電車の教室が動き始め、トットちゃんの頭の中で巻き起こる大冒険を表現した<イメージシーン>へ。美しい藤が咲き乱れる道を進むと、カラフルな植物や巨大な動物たちが続々と登場!電車に乗って動物たちの間を猛スピードで駆け回り、興奮する無邪気な様子が愛らしいワンシーンに。色彩豊かでどこまでも想像力が膨らんでいくトットちゃんの頭の中を体験できる本編映像となっている。本編中には、こうしたトットちゃんの頭の中を描いた<イメージシーン>が今回解禁の「電車シーン」以外にも2か所存在し、各シーンごとに監督や作画などを別チームが担当。独特な世界観を作り上げ、より奥行きの深い世界観を描き出している。<イメージシーン>制作スタッフ電車シーン:監督・アニメーション神戸祐太水中シーン:監督・アニメーション加藤久仁生悪夢シーン:監督:アニメーション河原雪花『窓際のトットちゃん』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:窓ぎわのトットちゃん 2023年12月8日より全国東宝系にて公開© 黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会
2023年12月15日映画『窓ぎわのトットちゃん』(12月8日公開)の公開記念ティーチイン付き舞台挨拶が14日に都内で行われ、黒柳徹子、八鍬新之介監督が登壇した。同作は黒柳の自伝的小説で、1981年に出版されると日本累計発行部数800万部を突破、20以上の言語で出版され、世界累計発行部数は2,500万部を突破した世界的ベストセラーのアニメ映画化作。何事にも好奇心旺盛でお話好きな小学1年生のトットちゃん(=黒柳)は、落ち着きがないことを理由に通っていた小学校を退学になってしまい、東京の自由が丘に実在したトモエ学園に転校する。子どもの自主性を重んじる教育を掲げたトモエ学園でのトットちゃんの日々を描いていく。○■黒柳徹子、『窓ぎわのトットちゃん』舞台挨拶に登場イベントは観客からの質問に、黒柳と八鍬監督が直接答えるティーチイン形式で実施。さらに今回は指名された観客が壇上に置かれたソファに座りながら質問をする形で行われた。自身初のティーチイン形式だという黒柳は「私は70年も芸能界にいるんですけど、初めてです」と明かし、会場を驚かせる。最初に指名されたのは、母と娘2人で鑑賞していた親子。母親は涙をこらえられない様子でハンカチで目を拭っていた。作品についての質問が黒柳にぶつけられる中、子供から「お母さんから、徹子さんの頭に飴が入っているって聞いたんですけど、今も入っているんですか?」という質問が。黒柳はおもむろに頭に手を伸ばすと、飴を取り出し、子供に手渡した。その後、黒柳のグッズを身にまとった女性が指名され、横にいた男性とともに登壇し、涙ながらに熱い思いを黒柳にぶつける。2人が夫婦だと聞いた黒柳は、「若いのに結婚なさって上手くいっていてよかったですね。ずっとお幸せにね」とメッセージを送っていた。
2023年12月14日ファッションは自己表現の1つ。他人に迷惑をかけない限り、好みの服装や髪形をして楽しむのが理想といえます。しかし、自分の年齢が上がるにつれて、周囲の目を気にして「もうこの服を着てはいけないのかも」「歳相応とされるファッションに変えるべきか」と悩んでしまう人も少なくありません。女性の場合、歳を重ねると派手な色の服装や髪形を避ける傾向があるようです。黒柳徹子の『金髪ボブ姿』に絶賛の声2023年12月10日、タレントの黒柳徹子さんがInstagramを更新しました。冠番組である、トーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)をはじめ、さまざまな場でマルチに活躍している黒柳さんですが、同月現在なんと90歳です。そんな黒柳さんがこの日に公開したのは、ハワイを満喫する姿。いい意味で歳相応とはいえない黒柳さんの姿に、多くの人から「こうなりたい」という声が寄せられました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Tetsuko Kuroyanagi(@tetsukokuroyanagi)がシェアした投稿 黒柳さんといえば、黒髪の特徴的なヘアスタイル。しかしこの写真では、普段の印象とは打って変わり、金髪のような明るい髪色と、彩度の高い派手な服装をしているではありませんか!前述したように、日本では歳を重ねるにつれて「歳相応のファッションをしなくては」と思い、自らの好みと外れていても、地味な髪形や服装を選ぶ人が多く存在します。年齢にとらわれず、自分の似合うファッションを選んで自己表現をする黒柳さんの姿は、そういった風潮に嫌気がさした人たちを勇気付けたようです!・徹子さんの服装がかわいすぎる!私の憧れの存在です。・センスがいいし、何よりも似合っていて素敵!自分も将来はこうなりたい。・黒髪も素敵だけど、金髪もお似合い。このかわいいワンピース、どこで買ったんですか!?この日、マラサダという揚げパンを食べ、アウトレットモールで買い物をするなど、ハワイを満喫したという、黒柳さん。何歳になってもファッションによる自己表現をあきらめず、毎日を楽しむ黒柳さんこそ、人生を謳歌しているといえるのでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年12月10日2023年11月30日放送のトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、ファッションデザイナーの鳥居ユキさんが出演。夫が亡くなった際、黒柳徹子さんから受け取った手紙の言葉に、心を支えられたことを語りました。黒柳徹子「悲しい知らせをいただきました」鳥居さんは、ファッションブランド『ユキ トリヰ(YUKI TORII)』のデザイナーとして活躍。舞台や映画、歌番組『NHK紅白歌合戦』(NHK)に出演する歌手の衣装なども手掛け、80歳の現在もファッション業界をけん引しています。そんな鳥居さんの夫は、同ブランドを企画している株式会社トリヰの社長で、2021年に逝去したとのこと。鳥居さんは、その時期に黒柳さんから送られたという、お悔やみの手紙を持参しました。かわいらしい少女のイラストが描かれたカードの裏には、黒柳さんの直筆の文字が、何行もつづられています。改めて「ありがとうございます」とお礼を述べると、鳥居さんは手紙の内容に触れました。とてもこれが大事で。「悲しいでしょう、さびしいでしょう」ってみなさんおっしゃるんですけど、なんかなぜか吹っ切れたのは、徹子さんがね、これをくださってから…。こういうね、「ご主人と出会えた人生はね、とてもよかったんじゃないですか。お祝い申し上げます」ってね。書いてくださったの。でね、「お祝い申し上げます」っていう方はめったにいないんじゃないかと思って。徹子の部屋ーより引用実際に、映し出された手紙には、夫を病気で亡くしてさびしいだろう鳥居さんの気持ちに寄り添いながらも、次の言葉が力強く書かれていました。でも、そういう素晴しいかたにお会いになれたことを、お祝いいたします。なかなか一生で、そういう方にめぐりあえないものですもの。それだけでも、お祝いです。徹子の部屋ーより引用きっと、当時の黒柳さんは鳥居さんのことを想い、一生懸命に言葉をつむいだのでしょう。だからこそ、時間をおいて改めて読むと気恥ずかしいはずです。手紙のコピーを受け取っていた黒柳さんは、自分が書いた内容を振り返り、「こういうふうに書くかなぁ」と照れ笑いを浮かべました。鳥居さんはこの手紙を持ち続け、自分の支えにしていたとのこと。愛情のこもった言葉は、番組を視聴した多くの人の心を揺さぶりました。・優しさに泣きました。・確かに、過去を全部肯定して、前に進めそうな言葉です。・お悔やみで普通は書けない言葉ですよ、これは!黒柳さんだからこそ書けた、鳥居さんの心に届く温かな言葉。もしかしたら、悲しみに沈んだほかの人々の心の支えになることも、あるかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2023年12月01日黒柳徹子の幼少期を描いた不朽の名作を、色彩豊かな世界観でアニメーション映画にした『窓ぎわのトットちゃん』から、これまで実写版ドラマや映画で“トットちゃん”を演じてきた斉藤由貴・満島ひかり・清野菜名が、本作の感想や黒柳さんの印象などを語った<レビュートーク映像>が解禁された。黒柳さんがいまから約80年前、第二次世界大戦が終わる少し前の激動の時代を背景に、自身の幼少期を自伝的に描いた「窓ぎわのトットちゃん」が、この冬、アニメーションで初の映画化。これまでには様々な実力派女優陣が黒柳さんの実写版を演じてきた。黒柳さんがNHKの放送劇団に入団して以降、テレビ草創期の現場でのドタバタに巻き込まれつつ、失敗を乗りこえながら唯一無二の女優へと成長していく様子を描いた斉藤由貴主演の映画『トットチャンネル』(1987年/東宝配給)。NHKの専属テレビ女優第1号として活動を開始してからニューヨークへの留学、「徹子の部屋」「ザ・ベストテン」など数々の伝説的なテレビ番組の司会を務め、テレビと共に歩み続けた時代に焦点を当てた満島ひかり主演のドラマ「トットてれび」(2016年/NHK)。父・守綱と母・朝の出会いや弟・愛犬との絆、太平洋戦争を経て描かれる黒柳家の物語、さらに黒柳さん自身の恋模様などにも触れた清野菜名主演のドラマ「トットちゃん!」(2017年/テレビ朝日)。当時、その再現の高さと熱演で注目を集めた歴代のトットちゃん3名が、本作を観賞した。「まず思ったことは画の愛らしさ。色の繊細さみたいなものに触れて気づかされる、そんな楽しみ方もあるのかなとすごく感じる。今のこどもたちに一番いいことは『そのままでいいんだよ』と言われることだと思う。それを体現しているのが徹子さん。『あなたはそのままでいい』というメッセージをもの凄く美しく、愛らしく、明るく伝えてくれる映画だと思う」と語る斉藤さん。満島さんは、「よく話の中で日常の小さなところに奇跡が宿るという話を文字や言葉では言うけれど、そのことを徹子さんの生きている姿から本当に感じる。それがアニメーションの画でも、りりあなちゃんの声でも描かれていて、大好きでした!私もトットちゃんが出会った素敵な大人たちのようになりたいなと思う」と話す。「徹子さんにしか分からなかった頭の中の世界観を、私たちもアニメーションを通して観れるということがとても贅沢。心が綺麗になった気がした。自分がつまずいた時やモヤモヤした時にこの作品を観たら、トットちゃんの明るさや自由さに救われて、自分に考えを考え直せそうな気がした」と清野さんが語り、全員が絶賛。さらに、黒柳さんについては「私も徹子さんと同じで小さい頃にスパイになりたかった!他にも合う部分があって、運命をすごく感じる」と清野さん。「自分の大好きな世界の見方をしている。ハッピーの達人!たくさん愛された記憶があるから寂しくないというお話がすごく印象的」と満島さんも語り、黒柳さんへのリスペクトが溢れる。また、斉藤さんは「とっても素敵に大切に演じて下さったのが伝わってきたから、私もとても大切にしているものを由貴ちゃんにプレゼントしたいと思って」と、「(身に着けている指輪を見ながら)この指輪をプレゼントしてくださった!」と笑顔を浮かべ心温まるエピソードを披露した。各作品でトットちゃんを熱演し、誰よりも心で黒柳さんを感じとってきた3名の溢れる想いに注目だ。『窓ぎわのトットちゃん』は2023年12月8日(金)より全国東宝系にて放送。(シネマカフェ編集部)■関連作品:窓ぎわのトットちゃん 2023年12月8日より全国東宝系にて公開© 黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会
2023年12月01日妊娠報告のサプライズが台無しに……!初めて孫を抱いた時の感想を黒柳さんに聞かれると、健介さんは「うちは男の子二人。女の子の赤ちゃんはふわふわしてるんですよね」と顔をほころばせます。長男・健之介さんとプロレスラーの凛さんが結婚を決め、昨秋の結婚式から出産までは、北斗さんたちにとってもあっという間の慌ただしさだったといいます。結婚式場はたまたま、佐々木・北斗夫妻が28年前に挙式したのと同じ会場しか空いておらず、本当に偶然同じ場所で執り行うことになったのだそう。昨年、凛さんは新型コロナウイルス感染の後遺症で体調を崩しがちでしたが、北斗さんは何となく「妊娠しているんじゃない?」と気になっていたそうです。そのときは、検査をしても陰性だったものの、北斗さんは「でももしかしたら、まだ妊娠検査薬に反応しないくらい初期だけれど、そのときには赤ちゃんができていたのかもしれないと思います」と振り返ります。実際に妊娠の報告を受けたのは今年の1月。凛さんは結婚してからもレスラーとして試合をしていましたが、ずっと体調は今ひとつ優れない日が続いていました。ある日、北斗さんが仕事を終えて帰宅すると、「話があるんだけど」と長男夫妻。家中に隠しカメラを仕掛け、サプライズで妊娠を知らせてビックリさせる動画を撮ろうとしかけていたのだそうです。ところが、仕掛けられていた側の北斗さんは仕事で腹の立つことがあってそれどころではなく、「“あの野郎ふざけやがって!”って部屋に入って、ずっと人の悪口を言ってたんですよ。だからサプライズが撮れなくなっちゃって。そっと次男がカメラを全部止めたらしいんですよ」と、思いもよらない結果になってしまったと苦笑い。少し経ってから、あらためて長男から「ちょっと話があるんだけど」とエコー写真を見せられ、「もう私の怒りも一瞬にして収まりました」「ポツンって、楊枝でつついたみたいなエコー写真ですね」と満面の笑顔に切り替わったそう。健介さんと共に、「それ見て2人で“かわいい~”って」と胎児のときから孫にもうデレデレです。3日に一度は届く赤ちゃん動画に歓喜長男はカナダで働いているため、凛さんは所属団体を辞めて今年2月からカナダへ。不安もありましたが、カナダで出産すると決めて旅立った凛さんに、できる限りの応援をしようと、北斗さんたちも8月にカナダへ駆けつけました。カナダでの出産は「こんなに歩いて大丈夫?」と思うくらい、臨月まで歩いたり泳いだりすることを指導されていて、カルチャーショックだったという北斗さん。いざ出産となったとき、陣痛が来ても5分間隔になるまで病院に行かず自宅で待機するよう言われていたそうです。北斗さんは二度の出産経験から、あらかじめ凛さんに「陣痛が始まったら、頑張れとか何も話さないから、冷たいとか思わないでね。そのときが来ればわかるから」と伝えていたそう。北斗さん自身、あれこれ騒がれても煩わしいのでただじっと耐えるしかないことを身をもって知っていたためです。いよいよ本格的な陣痛が訪れ病院へ向かう直前、北斗さんはおにぎりを握って持たせ、大雨の中で凛さんにバスタオルをかぶせ、50m先に停められたタクシーまで送ったそう。初産なので1日はかかるだろうと覚悟して待っていたら、4時間後には「産まれたよ」と喜びの報告があったといいます。カナダでは出産翌日には赤ちゃんもママも退院します。それからしばらくは、北斗さんが「おばあちゃん休」を取って主に食事など身の回りの世話をして過ごしました。出産から一ヶ月が経って、帰国するときは「次にいつ会えるんだろう」と思うと泣かずにはいられなかった、と北斗さん。健介さんも「抱っこしてミルクをあげているあの感覚が忘れられなくて、ウルッときましたね」と、孫を思い出しては涙腺を刺激されていたようです。ちなみに健介さんは息子2人を育てたとき同様、赤ちゃんを抱いてミルクをあげ、ゲップをさせるのも寝かしつけるのもお手のもの。胸の上で抱きながら寝かしつけると、心臓の音を感じるのか、落ち着いて寝てくれたといいます。凛さんが送ってくれたという可愛い寿々ちゃんの動画が流れると、黒柳さんも「あらかわいいわねえ!」と大興奮して「もう1回みたい」とおかわりをリクエストするほど。赤ちゃんの癒し効果はやはり絶大ですね。
2023年11月23日映画『窓ぎわのトットちゃん』(12月8日公開)の完成披露舞台挨拶が18日に都内で行われ、黒柳徹子、大野りりあな、滝沢カレン、八鍬新之介監督が登場した。同作は黒柳の自伝的小説で、1981年に出版されると日本累計発行部数800万部を突破、20以上の言語で出版され、世界累計発行部数は2,500万部を突破した世界的ベストセラーのアニメ映画化作。何事にも好奇心旺盛でお話好きな小学1年生のトットちゃん(=黒柳)は、落ち着きがないことを理由に通っていた小学校を退学になってしまい、東京の自由が丘に実在したトモエ学園に転校する。子どもの自主性を重んじる教育を掲げたトモエ学園でのトットちゃんの日々を描いていく。○■滝沢カレン、映画『窓ぎわのトットちゃん』に出演トットちゃんの担任の大石先生を演じた滝沢は「自分がずっと家族で見ていた徹子さんだったので、その人生の中に飛び込ませていただくチャンスをもらえたのが嬉しかったことと、自分の声ひとつによって、徹子さんの流れてきた小学校時代を汚したくないし、自分のせいで何かあったらいやだと思ったので、本当に気をつけようと色々思いました」と、喜びとプレッシャーを振り返る。黒柳については「憧れですし、妖精のような方なので、どうやって自分みたいな人間がこの世界に入れるかなというのは、困ったところでした」と語った。一方黒柳は「滝沢さんは普段からお知り合いですけど、純粋で、それからとっても……何と言ったらいいのかしら、普通あんまりいない女の子のように思います」と表す。黒柳が「ちょっと形容し難いんですけど、こういう純粋でかわいい女の子は少ないと思います。そういう中の一人が滝沢さんです」と言葉を探しながら答えると、滝沢は「うれしいです。お返しします、すべて」と、黒柳自身にもあてはまる内容だと示していた。
2023年11月18日映画『窓ぎわのトットちゃん』(12月8日公開)の完成披露舞台挨拶が18日に都内で行われ、黒柳徹子、大野りりあな、滝沢カレン、八鍬新之介監督が登場した。同作は黒柳の自伝的小説で、1981年に出版されると日本累計発行部数800万部を突破、20以上の言語で出版され、世界累計発行部数は2,500万部を突破した世界的ベストセラーのアニメ映画化作。何事にも好奇心旺盛でお話好きな小学1年生のトットちゃん(=黒柳)は、落ち着きがないことを理由に通っていた小学校を退学になってしまい、東京の自由が丘に実在したトモエ学園に転校する。子どもの自主性を重んじる教育を掲げたトモエ学園でのトットちゃんの日々を描いていく。○■映画『窓ぎわのトットちゃん』声で出演した大野りりあな主人公のトットちゃんの声を務めた大野は「5歳の時に女優さんとアナウンサーになりたいと思って、最初は『本当になれるかなあ?』と思ったんですけど、お母さんとお父さんと『窓ぎわのトットちゃん』の原作の本を読ませていただいて、トットちゃんも新しい環境の中で頑張って、それが今の徹子さんになっているんだなと思って勇気をもらいました」と同作について語る。「オーディションの時に、本当に自分がトットちゃんだと思いながらやって、皆さんたちがすっごく優しくいろんなことを教えくれて、おしゃべりも楽しかったので、今までで1番最高のオーディションになりました」と振り返ると、滝沢は「素敵な方で……」と拍手。黒柳も「とってもかわいかったです」と演技を絶賛した。大野は最後に「この『窓ぎわのトットちゃん』の映画は、友情の大切さ、そして争いがどれだけ寂しいのか、親子との関係、先生と子供たちの関係……そういったいろいろなメッセージが込められている映画になっているので、この映画を観てぜひ皆さんに感動してほしいです。そして、この映画を世界中の色々な人に観てもらえたらいいなって思います」と挨拶。黒柳も思わず「……すごい」の一言で、「すごいしっかりしてる。りりあなちゃん、すごいしっかりしてる。びっくりします」と驚いていた。
2023年11月18日映画『窓ぎわのトットちゃん』(12月8日公開)の完成披露舞台挨拶が18日に都内で行われ、黒柳徹子、大野りりあな、滝沢カレン、八鍬新之介監督が登場した。同作は黒柳の自伝的小説で、1981年に出版されると日本累計発行部数800万部を突破、20以上の言語で出版され、世界累計発行部数は2,500万部を突破した世界的ベストセラーのアニメ映画化作。何事にも好奇心旺盛でお話好きな小学1年生のトットちゃん(=黒柳)は、落ち着きがないことを理由に通っていた小学校を退学になってしまい、東京の自由が丘に実在したトモエ学園に転校する。子どもの自主性を重んじる教育を掲げたトモエ学園でのトットちゃんの日々を描いていく。○■映画『窓ぎわのトットちゃん』完成披露舞台挨拶に黒柳徹子が登場原作者である黒柳は「これは私の本当の話で、自分で書いたものなんですけど、一応ベストセラーになりまして、たくさんの映画のご要望はございました。映画、テレビドラマ、舞台とかミュージカルとかいろんなものがあったんですが、考えてみて、読んでくださった皆さんの中に描かれた独特のトットちゃんが生きている方がいいと思ったんで全部お断りしました」と明かす。「それで42年経った今頃、もしかしたらこれが映画にしておいた方がいいんじゃないかと思いましたし、またちょっとキナくさくなっているところもあったりしたものですから、映画にできればと思っていたところに、監督からアニメのご要望がございまして。ちょっと見せていただきました。そしたら本当に丁寧に書かれていたものですから、お願いして」と経緯を説明した。企画書から完成まで7年かかったそうで、黒柳は「やっと出来上がったものを見せていただいて、本当に泣いたんです。いろんなことが思い出されただけでなしに、当時の世の中とか、当時のトットちゃんの学校とか、自分が行ってた時のことのように書かれていて、お友達も当時の友達のようでした」と言葉を詰まらせ、涙を拭う。「終わった時には涙が出たんですけど、『窓ぎわのトットちゃん』をお読みになった方も読まない方も、映画を見ていただけたら嬉しいなと思っております」と語りかけた。今作の主題歌「あのね」はあいみょんが手がけており、この日は黒柳が手紙を読み上げる一幕も。「徹子さんご本人から指名をいただけたこと、これからの私にとっての確かな自信になりますし、この経験が私を励まして私を救ってくれます。紅白の時に『2022年、よろしくお願いしますね』と声をかけてくださったこと、一生忘れません」という文面に、黒柳は「たまたま紅白にいたものですから、『よろしくお願いします』と言ったんですけど、あいみょんさんは何のことだかわからず困っちゃったらしいんですよ。後でわかった」と補足する。楽曲については「純粋なところとか、悲しいとことか、優しいところ、面白さのところ、とってもいい音楽だと思います」と表した黒柳。「子供がお話をしているような、私が誰かにお話をしているような、他の子供がお話をしているような、本当に子供らしい曲だと思って、覚えて歌ってみようと思ったんですけど、ちょっと難しかったです」と苦笑していた。
2023年11月18日2023年11月10日に放送された、バラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)。2時間スペシャルとなった同番組では、俳優でありタレントの黒柳徹子さんを特集しました。その中でピックアップされたのが、1978年から12年間にわたって放送された音楽番組『ザ・ベストテン』の生放送中に起きた、大事件。番組の名物司会者であった黒柳さんの『ある言葉』を振り返りました。黒柳徹子『27秒』魂のメッセージ1980年6月12日の放送回、後に『ラッツ&スター』に改名をし、当時は顔を黒く塗って活動していたコーラス・グループ『シャネルズ』が登場した際のこと。ある少年から「黒人のくせに」という、心ない言葉が含まれた質問が投げ掛けられ、黒柳さんは生放送を一時中断し、目を潤ませながらこのようなことを訴えました。「『シャネルズ』は黒人のくせに」という風に質問なさった坊やがいらしたんですけど、「なになにのくせに」という風に、顔の色とか国籍が違うということで区別したいい方をすると、私は涙が出るほどとっても悲しく思います。みなさん、国籍が違う、そういうことで一段高いところから人を見下ろすような風に…偶然だったと思うんですよ、あの方は。でもどうぞ「なになにのくせに」とかそういう風にいわないでください。お願いします。中居正広の金曜日のスマイルたちへーより引用生放送を中断してでも伝えたかった、黒柳さんの『27秒』のメッセージ。当時、司会者として気持ちを抑えられず「ここでいっておこう」と思ったのだといいます。その想いの背景には、黒柳さんの人生に大きな影響を与えた恩師による「どんな人でも差別や区別をしない」という教えの影響が、少なからずあったとのこと。生放送の後、黒柳さんのもとには、さまざまな反響があったそうです。韓国の方などからお手紙いっぱい来ましたよ。「私たちはどれくらい『なんとかのくせに』っていわれてきたか分からない。歌番組であのようにおっしゃったのは、私たちに力を与えてくれます」っていうお手紙を、いっぱいいただきました。中居正広の金曜日のスマイルたちへーより引用時間が限られている生放送中に番組の進行を止めてでも、差別的な発言に対して、何かいわずにはいられなかった、黒柳さん。ネットでは、『ザ・ベストテン』を見ていた人をはじめ、当時の黒柳さんを知らない若者からも反響が上がりました。・黒柳徹子さんの『27秒の言葉』を初めて見た。あの時代に、自分の言葉でしっかりと返せるのがすごい。・当時を覚えています。衝撃的だったし、黒柳さんの想いがちゃんと伝わりました。・時代は関係なく「なんとかのくせに」といういい方は許されるものじゃないよね。黒柳さんが涙目になって伝えたメッセージ。本当にさすがです。多様性を尊重する社会を作るための意識を、多くの人が持つようになった、2023年現在。まだまだ課題はたくさん残っているものの、「差別をしない」という考えが広がりつつあるのは、黒柳さんやその恩師などが、想いを伝え続けてきたからといえます。想いを受け取った人々が、また別の場所で声を上げつなげていくことで、傷付く人の少ない社会に近付くのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年11月11日10月25日、黒柳徹子(90)が、『1周回って知らない話SP』(日本テレビ系)に出演。“共演NG”だった大物女優について明かした。番組の企画で「芸能界で起きたトンデモ事件」について明かしていった黒柳。その流れで、『ザ・ベストテン』(TBS系)の司会を務めていた際のある事件を告白した。『ザ・ベストテン』は、毎週邦楽のヒットランキングをトップ10まで発表。そこにランクインした歌手が生歌を披露するのがお決まりだが、ランクインしながら出演しない歌手もいたという。当時『守ってあげたい』で何週にもわたりランクインしていた、ユーミンこと松任谷由実(69)も出演しなかった歌手の一人だった。あるとき、ユーミンが出ないベストテンの生放送を見た夫の松任谷正隆氏(71)が「お前来週あたり出たら?」と声をかけたという。その話を聞いていた当時のマネージャーが即座にテレビ局に「来週出演させていただきます」と電話。すると生放送中に、“松任谷さんが来週お越しいただける”と告知されてしまった。そのような経緯で、ついに『ベストテン』に出演することになったユーミン。黒柳から番組への出演経緯を聞かれたユーミンは「うちの主人がね“来週あたり出たら”といいまして」と答えた。すると、黒柳は「あら、あなたがご主人がおっしゃると、そういう風にされる方なの?」と反応。スタジオの空気が凍り付いたという。その後、二人は10年以上にわたって共演なしに。今年2月、ユーミンはラジオでこのことを振り返り「怖っ!」「女の自立とかにうるさい人なのかな」と思ったと語っている。しかし、事件から10年後NHKの番組での共演をきっかけにわだかまりは解消され、仲を深めていくように。『徹子の部屋』(テレビ朝日系)の最終回には、ユーミンをゲストに呼ぶことを約束しているという。
2023年10月26日『歴史と遊ぶ』をテーマとし、世界各国の『ふしぎ』に迫るクイズ番組『世界ふしぎ発見!』(TBS系)。同番組が、2024年3月をもってレギュラー放送を終了することが明らかになりました。同年4月以降は、特番として放送予定とのことです。『世界ふしぎ発見!』レギュラー放送終了へ1986年4月19日の初回放送から、2023年10月現在まで、37年半にわたって放送を続けてきた『世界ふしぎ発見!』。番組スタートから長らく司会を務めてきた、キャスターの草野仁さんは、レギュラー放送終了にあたり、以下のコメントを発表しています。【草野仁さんコメント】いつも番組をご覧くださり、本当にありがとうございます。1986年4月19日に出航したTBS『世界ふしぎ発見!』が、来年3月をもってその驚異的な長さの航海を終えることになりました。38年間という放送の歴史でも傑出した長寿番組に徹頭徹尾関わらせて頂けたことは放送人にとっては言うまでもなくかけがえのない財産です。本当に長い間ありがとうございました。振り返るとスポーツ放送や報道番組一筋でやってきた自分にはエンターテインメントの番組の司会は無理だと考え、オファーを頂いた時に最初はお断りをしたのですが、スタッフの方々の熱心なお誘いに次第に心を動かされ、無謀にも引き受けたことを昨日のことのように思い出します。当然、最初は苦戦の連続でした。毎週芸能界の第一線で活躍されている豪華な方々をゲストにお迎えして番組を差配していく重圧はとてつもなく大きいものでした。それでもTBSやテレビマンユニオンの方々の巧みな環境づくりで徐々に慣れていき、ゲストの皆様を捌いていくことの楽しみを覚えるようになり、ついにはこの仕事が天職であったなと思うようになりました。初代司会者として何と37年間も続けることができました。これは奇跡というしかありません。番組は一旦レギュラー放送という形を終えますが、特番としても今後もオンエアされるということでございますので、引き続き番組へのご支援を賜れれば嬉しく存じます。何卒今後とも宜しくお願い申し上げます。また、長年番組を盛り上げてきたタレントの黒柳徹子さんと、2023年4月からMCを務めているアナウンサーの石井亮次さんもコメントを寄せています。【黒柳徹子さんコメント】なんて人間は欲張りでしょう。37年半も、放送が続いてきたのに、「え?! 終わっちゃうの?」という言葉が、飛び出しました。私は、『世界ふしぎ発見!』が大好きでした。学校時代、ちゃんと勉強してなかった歴史が、仕事で出来るんですから、こんなにありがたいことはありませんでした。でも、特番として放送されるというので、それは、またそれで、楽しみです。ふしぎ発見が、どんな形でも、続きますように!!【石井亮次さんコメント】『世界ふしぎ発見!』視聴者の皆々様いつもありがとうございます。草野さん、黒柳さんはじめ皆様の温かさに包まれての収録! ここから半年、さらに気合を入れて臨みます! どうぞよろしくお願い申し上げます!!レギュラー放送終了後は、特番として続いていくことになった同番組ですが、これまで毎週の放送を楽しみにしていたファンは少なくありません。ネットでは、レギュラー放送の終了を惜しむ声や、番組への愛のあるコメントがあふれていました。・幼い頃から大好きでした。長い間、お疲れ様でした。・この番組だけは「夜更かしをして観てもいい」と親にいわれていました。おかげで歴史が大好きになりました!ありがとう。・この番組を観て育ってきたから、さびしくなりますね。・私が海外に行くようになったのは番組のおかげです。番組に出てくる『ミステリーハンター』にもなりたかった…!37年半という長い間、多くの人に歴史の面白さを伝えてきた、同番組。レギュラー放送が終了しても、特番としてたくさんの人に愛され続けることでしょう。黒柳さんがコメントしたように「どんな形でも続きますように」と、願うファンは多いはずです。[文・構成/grape編集部]
2023年10月07日1971年にアメリカで公開された映画『ハロルドとモード』。狂言自殺を趣味とする青年と自由奔放な老婦人の運命的な出会いを描いた作品だ。その舞台化である本作は、ブラックユーモアを散りばめながら、二人の恋と人生の楽しさをイキイキと見せている。79歳のチャーミングな女性・モードを演じるのは、2020より本作をライフワーク公演としている黒柳徹子。モードに恋する19歳の少年ハロルドを向井康二が演じる。さらに、桜井日奈子、片桐仁、渡辺いっけい、戸田恵子といった豪華キャストが顔を揃えた。上演台本・演出は、2020年の公演で本作を朗読劇に仕上げたG2が引き続き手がける。本作の魅力は、なんといっても黒柳演じるモードの可愛らしさやパワフルさと、向井演じるハロルドの心の動き。世界や命について自分なりの考えを持つモードの言葉は、黒柳の素直な芝居によって、すとんと胸に落ちてくる。身近に彼女のような人がいたら楽しいだろうなと思わせる魅力と説得力に満ちている。向井は若者らしい苦悩や感性を等身大で表現。モードとの掛け合いはもちろん、母親をはじめとする周囲の人々との駆け引きもユーモラスで楽しい。二人の心の交流、心温まるやりとりやによって生まれる変化を、黒柳と向井は繊細に描き出していた。芝居に加えてピアノとのセッションなどもあり見応え抜群だ。また、二人に振り回される人々は、片桐と渡辺、戸田、桜井が兼役で演じる。そのキャラクターもどれも皆個性豊かで、笑えるシーンも随所にある。シリアスな部分からコミカルな芝居まで担当し、ハロルドとモードの二人を支える四人の芝居にも注目したい。ゲネプロ後に行われたフォトセッションでは、多くの報道陣に手を振り続けるのは大変だからと、「僕が手を振るので大丈夫ですよ!」と向井がサポートする一場面も。向井が疲れてきたのを察した黒柳が止めに入って代わりに手を振るなど、ほのぼのと可愛らしい光景が繰り広げられていた。また、初日に向けて出演者からのコメントも到着した。黒柳徹子原作も良く、映画にもなり、皆様の好きな作品だけあって、幕が閉じた時、きっと皆さまは良かったと感じていただけると思います。戸田さんは迫力があってステキ!向井君、プライベートの姿からもハロルドにピッタリ!渡辺さん、とっても力強くて、おもしろい!片桐さん、普段の言動からおもしろい!桜井さんは、表情豊かでかわいい!今回の出演者の『ハロルドとモード』をお楽しみください!向井康二稽古を通してお芝居の楽しさを感じました。朗読劇は初めてなのでどういうものなのかワクワクもしていましたが、 いざやってみるとやはり難しいことがいっぱいで、学ぶことがたくさんあります。さらに、共演者のみなさんの演技が本当に素晴らしくて刺激を毎日もらえました!!稽古場の雰囲気は温かくてとても楽しいです。戸田さんがよくフルーツを差し入れしてくださり、みんなで一緒に食べたりもしていました。徹子さんが稽古前よく食べているのですが、席が隣なので可愛いなと思いながらこっそり見てます。そんな徹子さんだからこそモードという素敵な女性を自然に演じられるのかなと思います。 僕はこの作品が大好きなので、この舞台の一員として参加できることが幸せです。公演を楽しみにしている皆さん。観てもらった後に何か大切なものを皆さんなりに受け取ってもらえたら嬉しいので 僕は1公演1公演大事にハロルドを演じたいと思います。劇場まで気をつけてご来場ください!桜井日奈子黒柳徹子さんが演じていらっしゃるモードの、常に新しい経験を求める生き方が、私は大好きです。生きていく中で様々なしがらみを抱え、平坦に生きてしまう、私を含めそんな方は少なくないと思います。この作品は、人や物に執着しない、モードの型破りな生き方に心躍らされる作品です。 存外面白い芝居をするねと言われる事が今回の目標です。 大ベテランの皆様とご一緒できることを心から感謝して、精一杯頑張ります。片桐仁"落語的な演出"とG2さんが仰っていた通り、見ている人の想像力をかき立てる朗読劇になっていると思います。僕は役柄ごとに着替えるので、普段の演劇に近い感覚でやれるのも面白いです。モードのセリフを黒柳さんが発すると、「普遍的ないいこと言ってるなー」といつも思います。素直な向井くんハロルドとの掛け合いが最高です。早く皆さんにも体感して欲しいです!『こうでなければならない』『こうあるべきた』みたいな、いつも僕たちの周りにある見えない圧力を、軽く吹っ飛ばしてくれる朗読劇だと思います。楽しんでいただけるといいなー渡辺いっけいちょっと普通ではない2人が出会い、心を通わせていく物語です。稽古を重ねるうちに「普通って一体なんだろう。幸せってなんだろう?」演者である僕自身が色々と考えさせられています。個性の全く違う6人の声がピアノの調べに乗って紡いでいく「朗読劇の名を借りたゲリラ芝居」です。ふっふっふっ。心してご覧ください!戸田恵子稽古場では日々の徹子さんのモードの台詞に泣いてばかりでした。聴き入ってしまうと、自分の出番に影響ありと思い、みみを半分塞いでいます。こんなゴージャスな朗読劇は無いです。至極の台詞があちこちに散りばめられていて、感動です。どうぞお楽しみに。本作は9月29日(木)~10月13日(木)まで東京・EXシアター六本木、10月15日(土)~18日(火)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される。【公演概要】『ハロルドとモード』作:コリン・ヒギンズ上演台本・演出:G2出演:黒柳徹子 向井康二 (Snow Man)桜井日奈子 片桐仁 渡辺いっけい 戸田恵子日程:2023年9月28日(木)~10月12日(木)場所:EX THEATER ROPPONGIチケット:S席¥9,800 A席¥8,000(全席指定・税込)主催:テレビ朝日、サンライズプロモーション東京お問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)日程:2023年10月14日(土)〜10月16日(月)場所:森ノ宮ピロティホールチケット:¥9,800(全席指定・税込)主催:サンライズプロモーション大阪お問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00~16:00 ※日祝は休業)公式サイト: 企画・製作:テレビ朝日 サンライズプロモーション東京 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月28日朗読劇『ハロルドとモード』の公開ゲネプロが27日に東京・EXシアター六本木で行われ、黒柳徹子、向井康二(Snow Man)、桜井日奈子、片桐仁、渡辺いっけい、戸田恵子が登場した。同作は1971年にアメリカで公開された映画『ハロルドとモード』の舞台化作。ブラックユーモアを随所に散りばめながら、年齢差のあるちょっと変わった2人のラブストーリーと、生きることの楽しさをコメディータッチで描いている。黒柳は79歳のチャーミングな女性・モードを演じる。1977年の来日公演を観劇して出演を熱望し、2020年の公演以降、ライフワーク公演として今年で4度目の上演となる。今回はSnow Manの向井が、モードに恋する19歳の少年・ハロルド役に。2020年公演の生田斗真、2021年公演のジャニーズWEST・藤井流星、2022年公演のSexy Zone・佐藤勝利からバトンを受け継いだ。フォトセッションはキャスト6人が揃ったものと、黒柳&向井の2ショットバージョンと2回行われた。向井は手を振り続ける黒柳を気遣い、報道陣に「追加料金取るよ!」と言いながら庇う仕草も。しかし、黒柳の前に出した手を下げられ、たじたじとなっていた。東京公演はEXシアター六本木にて9月28日~10月12日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて10月14日~16日。○黒柳徹子 コメント原作も良く、映画にもなり、皆様の好きな作品だけあって、幕が閉じた時、きっと皆さまは良かったと感じていただけると思います。戸田さんは迫力があってステキ!向井君、プライベートの姿からもハロルドにピッタリ!渡辺さん、とっても力強くて、おもしろい!片桐さん、普段の言動からおもしろい!桜井さんは、表情豊かでかわいい!今回の出演者の『ハロルドとモード』をお楽しみください!○向井康二 コメント稽古を通してお芝居の楽しさを感じました。朗読劇は初めてなのでどういうものなのかワクワクもしていましたが、いざやってみるとやはり難しいことがいっぱいで、学ぶことがたくさんあります。さらに、共演者のみなさんの演技が本当に素晴らしくて刺激を毎日もらえました!!稽古場の雰囲気は温かくてとても楽しいです。戸田さんがよくフルーツを差し入れしてくださり、みんなで一緒に食べたりもしていました。徹子さんが稽古前よく食べているのですが、席が隣なので可愛いなと思いながらこっそり見てます。そんな徹子さんだからこそモードという素敵な女性を自然に演じられるのかなと思います。僕はこの作品が大好きなので、この舞台の一員として参加できることが幸せです。公演を楽しみにしている皆さん。観てもらった後に何か大切なものを皆さんなりに受け取ってもらえたら嬉しいので僕は1公演1公演大事にハロルドを演じたいと思います。劇場まで気をつけてご来場ください!○桜井日奈子 コメント黒柳徹子さんが演じていらっしゃるモードの、常に新しい経験を求める生き方が、私は大好きです。 生きていく中で様々なしがらみを抱え、平坦に生きてしまう、私を含めそんな方は少なくないと思います。 この作品は、人や物に執着しない、モードの型破りな生き方に心躍らされる作品です。 存外面白い芝居をするねと言われる事が今回の目標です。 大ベテランの皆様とご一緒できることを心から感謝して、精一杯頑張ります。○片桐仁 コメント"落語的な演出"とG2さんが仰っていた通り、見ている人の想像力をかき立てる朗読劇になっていると思います。僕は役柄ごとに着替えるので、普段の演劇に近い感覚でやれるのも面白いです。モードのセリフを黒柳さんが発すると、「普遍的ないいこと言ってるなー」といつも思います。素直な向井くんハロルドとの掛け合いが最高です。早く皆さんにも体感して欲しいです!『こうでなければならない』『こうあるべきた』みたいな、いつも僕たちの周りにある見えない圧力を、軽く吹っ飛ばしてくれる朗読劇だと思います。楽しんでいただけるといいなー○渡辺いっけい コメントちょっと普通ではない2人が出会い、心を通わせていく物語です。稽古を重ねるうちに「普通って一体なんだろう。幸せってなんだろう?」演者である僕自身が色々と考えさせらています。個性の全く違う6人の声がピアノの調べに乗って紡いでいく「朗読劇の名を借りたゲリラ芝居」です。ふっふっふっ。心してご覧ください!○戸田恵子 コメント稽古場では日々の徹子さんのモードの台詞に泣いてばかりでした。聴き入ってしまうと、自分の出番に影響ありと思い、みみを半分塞いでます。こんなゴージャスな朗読劇は無いです。至極の台詞があちこちに散りばめられていて、感動です。どうぞお楽しみに。
2023年09月28日黒柳徹子の自伝的小説『窓ぎわのトットちゃん』がアニメ映画化。2023年12月8日(金)に公開される。黒柳徹子の自伝的小説『窓ぎわのトットちゃん』アニメ映画化『窓ぎわのトットちゃん』は、1981年に発売され、世界累計発行部数2,500万部を突破した世界中で愛され続けている黒柳徹子の幼少期を綴ったベストセラー自伝的小説だ。これまでにハードカバー、文庫、新書、絵本が刊行され、表紙絵および挿絵には一貫していわさきちひろの作品を使用している。物語は、小学一年生のトットちゃんが、落ち着きがないことを理由に小学校を退学となり、東京の自由が丘に実在したトモエ学園に転校することからスタート。大人の読者たちが驚くほど強烈なトットちゃんの個性と、思わず笑ってしまうおちゃめな日常生活をはじめ、まだ多様な個性が認められていない当時としては珍しい、子どもの自主性を重んじる教育を掲げたトモエ学園のユニークな校風、そこで出会う恩師や友人など、「こんな学校に通ってみたかった!」と思うような数々のエピソードがふんだんに盛り込まれている。そんな『窓ぎわのトットちゃん』が、色彩豊かな世界観でアニメ映画化。第二次世界大戦が終わる少し前の激動の時代を背景に、トットちゃんの愉快な日常を通して日々のささやかな幸せや、個性の豊かさ、恩師からの教え、家族・友人への深い愛情を伝える作品となっている。トットちゃん役に大野りりあなトットちゃんを演じるのは、同じく小学一年生の大野りりあな。オーディションを勝ち抜き抜擢された大野は、雑誌『ぷっちぐみ』(小学館)のぷっちモデル2023を務め、「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」(TBS・2023年)やテレビCMなどにも出演している。主人公・トットちゃん…大野りりあな何事にも好奇心旺盛で、お話好きな小学1年生。学校に馴染むことができず「困った子」と言われ、落ち着きがないことを理由に小学校を退学になってしまう。子どもの自主性を重んじる教育方針の、東京・自由が丘にあるトモエ学園に転校することになる。役所広司・小栗旬・杏・滝沢カレンも声優キャストにまた、トットちゃんを取り巻く重要なキャラクターの声優キャストに、役所広司・小栗旬・杏・滝沢カレンといった面々が名を連ねている。小林先生(小林宗作)…役所広司トットちゃんが転校するトモエ学園の校長。トットちゃんに手を差し伸べ、トモエ学園の生徒として迎え入れる。学園内に電車の教室を設置したり、お弁当の中身に「海のものと山のもの」を入れるように指示したりと、当時では異色ともとれる自由な感性で生徒たちに接していた。パパ(黒柳守綱)…小栗旬家族を守る優しさと力強さにあふれる、トットちゃんのパパ。日本最高峰と評判のヴァイオリン奏者。トットちゃんが“徹子”という名前をうまく発音できず、“トット”と発音していたことから、パパは“トット助”と呼び愛情を注いでいた。ママ(黒柳朝)…杏トットちゃんの心優しき母。トットちゃんのお転婆な性格と行動力に心配が絶えないが、トットちゃんをのびのびとした人生へと導くために寄り添いながら成長を見守る。大石先生…滝沢カレントットちゃんの担任の先生。個性豊かな生徒たちと共に、自身も成長していく。監督は「劇場版ドラえもん」シリーズの八鍬 新之介監督は、「劇場版ドラえもん」シリーズで数々のヒット作を世に送り出してきた八鍬新之介。「生と死」「戦争と平和」「思いやりと差別」など、相反するテーマが雄弁に語られていた『窓ぎわのトットちゃん』を読み、映画化したいとの思いが強まったという。映画『窓ぎわのトットちゃん』あらすじ落ち着きがないことを理由に、小学校を退学になってしまったトットちゃん。トモエ学園に新しく通うことになったトットちゃんは、出会ったばかりの小林校長先生に優しく語りかけられる。「君は、ほんとうは、いい子なんだよ。」トットちゃんの元気いっぱい、すべてが初めてだらけの日々が始まる。【作品詳細】映画『窓ぎわのトットちゃん』公開日:2023年12月8日(金)監督:八鍬新之介脚本:八鍬新之介・鈴木洋介出演:大野りりあな、小栗旬、杏、滝沢カレン、役所広司キャラクターデザイン:金子志津枝アニメーション制作:シンエイ動画配給:東宝音楽:野見祐二原作:『窓ぎわのトットちゃん』(黒柳徹子 著 / 講談社 刊)
2023年07月14日黒柳徹子の不朽の名作をアニメーション映画化する『窓ぎわのトットちゃん』の公開日が12月8日(金)に決定。この度、本作の色彩豊かな特報映像とティザービジュアルが公開された。公開された映像は、トモエ学園の前に佇むトットちゃんのシーンからスタート。校庭に置かれた電車に目を輝かせ、入学を熱望するトットちゃん。犬に話しかけたり、友達を驚かせたり、教室にある自分の机に頬を寄せたりと、お転婆で表情豊かなトットちゃんが描かれている。また、朗らかな表情を見せトットちゃんの話に耳を傾ける小林校長先生、自己紹介をするトットちゃんを明るい笑顔で迎え入れ仲良く散歩をする個性豊かなクラスメイトたち、心配そうに顔を見合わせながらも、トットちゃんへの愛情が溢れるパパとママの姿も。なお、トットちゃん役は、「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」に出演した7歳の子役・大野りりあなが、オーディションで選ばれた。アフレコ初挑戦の際、サプライズで黒柳さんと初対面を果たした大野さんは「夢かと思って自分のほっぺをビンタしてみたら本当に痛くって…。『やっぱり夢じゃないの!?』と思ったら、震えちゃうくらいびっくりして。でも憧れの徹子さんに会えたのが本当に嬉しくて、今にも泣きそうなくらいです!」と興奮を隠しきれない様子。黒柳さんも「小さい頃のイキイキしている感じがとっても出ていて。私もあんな感じだったのかなと思い返して、トットちゃんのイメージにぴったりで嬉しかったです」とコメントを寄せている。またティザービジュアルは、校庭にある電車の中から外を眺めるトットちゃんと、春夏秋冬を表すアイテムも散りばめられ、色彩豊かな世界観の中でトットちゃんの成長を期待させる一枚となっている。『窓ぎわのトットちゃん』は12月8日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:窓ぎわのトットちゃん 2023年12月8日より全国東宝系にて公開© 黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会
2023年07月11日