2020年5月31日 10:08
SNSで話題の星野源『うちで踊ろう』は、演奏者への愛がたっぷり その理由とは…
などの吹く楽器で出しにくい低音や、歌で発声しにくい高音がないのです。
しかも、サビは「ソソミソラシラ」。つまり、4つの音「ミソラシ」だけなのです。
これなら、あまり音楽が得意でない人も、初心者でもチャレンジしやすいですよね。
※写真はイメージ
また、リズムも、とてもシンプル。日本人が、拍子を取りやすいといわれている「4分の4拍子」です。
そして、曲の中で、細かい音は「16分音符」が1か所だけで、ほとんどが「8分音符」。休符とタイ(弧線)に気をつければ、数えやすく、演奏しやすくなっています。
さらに、曲全体からのメッセージ。1か所を除いて、フレーズの終わりは、すべてが隣り合わせの音になっています。
「シラ」「ソラ」「ラソ」…隣の音と行ったり来たりするようになっていて、「まるで今こそつながっていること、お互いが寄り添っていることが大事」と語っているかのようです。
※写真はイメージ
最後に、自然に出てくるグルーブ感。この曲は、一番強い音になる一拍目のほとんどが、休符(休み)です。
曲の中で強くしたい音は、音域が高いか、タイ(弧線)でつながれています。
サビの『うちで踊ろう』でいうと、「うちで」