イケメン俳優だけじゃない! 世界を魅了している『韓国おじさん俳優』たち
高校卒業後、大学に行かずにすぐに演技の道に進んだドウォン。
舞台俳優として14年間活動し、2003年公開のオムニバスコメディ映画『もし、あなたなら ~6つの視線』の脇役で映画デビューを飾りました。
ドウォンの名を知らしめたのは、2010年の傑作バイオレンス映画『哀しき獣』で、主人公に狙われる俗物感たっぷりの教授役です。
その後も、2016年公開の、韓国ノワールの傑作映画『アシュラ』での悪徳検事役など、憎まれ役を演じたら天下一品の名を欲しいままにしてきました。
同年、日本の名優・國村隼さんが出演し話題を呼んだサスペンス映画『哭声/コクソン』では初の主役に抜擢され、序盤ではひょうきんで臆病だったものの、後半になるにつれ狂気の表情を見せていく警官役を熱演。
まさにお茶目さと怖さを併せ持った彼の真骨頂といった仕上がりで、高い評価を獲得しました。
いまや、韓国映画界をけん引しているといっても遜色ない『強面おじさん俳優』たち。彼らの持つ『毒気』と『愛嬌』を映画から存分に味わってみてください。
[文・構成/grape編集部]