2016年5月29日 12:00
「ゆとりですがなにか」から学ぶ、新人教育で注意すべき点とは?
4月から放送されているドラマ「ゆとりですがなにか」。ゆとり第一世代の男子3人が、仕事にプライベートに……迷いながらも立ち向かっていく姿を描き、注目を集めています。 日曜夜に放送ということもあり、翌日からの1週間を前に、色々なことを考えてしまうゆとり世代も多いのでは?。今回は、「ゆとりですがなにか」の名言から学ぶ、「会社で『ゆとり前半組』が『ゆとり後半組』を育てるときの注意点」について考えてみました。
■「叱られた経験のない人間が、部下を叱れるわけがない」
会社員として働く、ゆとり第一世代の坂間正和が後輩を叱る苦悩を吐露したセリフ。実際に後輩を育てている周囲の人間に話を聞いてみると、叱り方の悩みはこれに尽きないようです。 「少し怒っただけなのに、次の日その後輩が辞めちゃいました」(メーカー/男性) 「普通に言ったつもりだったのに号泣されて、なぜか私が居心地の悪さを感じるとか、よくあります」(IT/女性) 後輩の為と思って叱ったら、受け入れられず、育てるどころか溝ができてしまったという経験談。ドラマの中でも、正和の叱り方が「パワハラだ!」と訴えられそうになる場面があり、「分かる……。