センスのいい家族が暮らす家【vol.16 絵本から着想した家・川端麻里子さん邸 】 | HugMug
壁画はレールで動かすことも可能。隠す収納にも重宝する。
左は壁画のモチーフになった『おやすみ おつきさま』作:マーガレット・ワイズ・ブラウン/絵:クレメント・ハード(評論社)。「戦後すぐ1947年に出版された絵本で、オバマ元大統領のファーストブックでもあるそうです。この著者の絵本は原書が詩なので訳が難しいですが、谷川俊太郎さんや内田也哉子さんなど、素敵な方々が訳書を出しています」。右はスリーピングボックスの着想を得た、月刊たくさんのふしぎ2018年12月号『スウェーデンの変身する家具』(福音館)。
小さな頃、娘さんが愛用していた藤の椅子。「当時、週末も出勤せねばならず、娘を会社に連れて行っていたのですが、娘は往復の電車の中でも会社でもこの椅子に座ってずーっと本を読んでいました。今はもう娘の重みに耐えきれず脚も壊れていますし、猫が乗って寝るだけでもギシギシいいますが、大切にしています」
KITCHEN & DINING
自然と会話が生まれる
バーカウンターダイニング
ダイニングテーブルは置かず、広めのカウンターテーブルで食卓を囲むのが川端さん家スタイル。「私がカウンターの中に立ち、ごはんをつくりながら、子どもや遊びに来た友だちとおしゃべりできるバーカウンタースタイルにしています。