2018年9月15日 11:00
北川悦吏子さん語る夢「朝ドラの次は大河よりアニメ書きたい」
を発表するが、『半分、青い。』は、北川さんにとって8年ぶりの“長いドラマ”だ。
この間、北川さんは、次々と重病に襲われる日々を送っていた。
’99年、潰瘍性大腸炎を発症。入退院を繰り返した末、大腸の全摘出手術を受けている。’12年には突然、左耳が聞こえなくなり、聴神経腫瘍が見つかった。翌年、’13年には直腸に穴が開いているのがわかる。
『半分、青い。
』の執筆中も、実は2度、入院している。プロデューサーの勝田夏子さんは、執筆中の北川さんを見て、「書くことが生きることなのか、生きることが書くことなのか」と、感じたという。
「北川さんは、入院しても筆のペースが落ちない。むしろ、入院中のほうが研ぎ澄まされていました」
4月の放送開始以来、視聴率も週平均で20%超と好調をキープしている。「漫画家編」では、北川作品の常連俳優・豊川悦司演じる漫画家・秋風羽織がブレーク。「漫画家編」が終了すると「秋風ロス」なる言葉がネットをにぎわせた。
“神回”を予告するなど、自身のツイッターで吐露する北川さんのストレートな本音は、ときにネット上で物議を醸し、ニュースサイトで話題にもなった。