くらし情報『野田聖子大臣が“女性が辞めない病院”視察、現場の熱意に感銘』

2018年9月19日 06:00

野田聖子大臣が“女性が辞めない病院”視察、現場の熱意に感銘

12時にクリニックに到着した野田大臣は「しっかり勉強させていただきます」とあいさつ。暖色の照明とぬくもりを感じる木目調のフローリングを施したという院内を歩きながら、こう話す。

「病院にいることを忘れてしまうほどリラックスできますね。もう1回、子どもを産みたくなっちゃうね」

クリニックは現在、スタッフ30人中、26人が女性。今後、育児中の病院スタッフが利用できる保育施設や、産後うつに対応した産後ケア施設も計画されている。

視察後のランチミーティングでは「女子会みたいでいいですよね」と現場スタッフとの意見交換も行われた。そこで野田大臣が注目したのは、臨床医は“現場に居続けることが大事”ということだった。

出産・育児で、男性と同じように当直などのハードな仕事がこなせなくなると、多くの女性医師は常勤医から非常勤医へと働き方が変わる。
経験の積み重ねが必要な手術の担当を外され、“第一線にはもどれない”と諦めてしまうケースも……。だが、桑江さんのクリニックでは、大病院で常勤が困難になった3児のママさん医師が、当直・オンコール(時間外待機)をしなくても、帝王切開や婦人科の手術を続けられている。

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