2018年9月26日 16:00
アベノミクスの恩恵わずか…医療費にも“負担増”の魔の手
すでに65歳以上の介護保険料は3年ごとの見直しで増額され続け、開始当初と比べると約2倍もの出費になっている。さらには医療費にも魔の手が。
「従来、75歳以上の世帯は、世帯員の収入が145万円未満であれば1割負担で済み、現役世代なみに所得があれば彼らと同じ3割負担という制度でした」(古賀さん)
しかし今年8月、75歳以上の3割負担の対象者を拡大することを政府・与党が検討していると報じられた。
「’19年の参院選後、この議論は本格化し、早ければ’20年にも3割負担の対象者への拡大が行われる可能性があります」(古賀さん)
まるで“国の社会保障に頼るな、働いて医療費をまかなえ”ともとれる今後の社会保障制度。「のんびりした老後生活」は、どんどん遠のいていくことに――。
新作!【GU】”ループヤーンウエストタックT”が体型カバーにも最適◎