2018年10月1日 06:00
岸谷五朗明かす苦難の時代「飯も食えず水道も止まって…」
2~3時間しか寝られなくてレッスンして……。『苦しかったでしょ?』って言われるけど、全然。苦しいと書いて楽しいと読む感じ。見えないものに包まれた芝居という大きなものがあって、そこに進もうとしてたから、自分のやりたいこと以外は目に入らなかったです」
寺脇康文と結成した演劇ユニット「地球ゴージャス」では、出演のほか、脚本・演出も手掛ける。
「僕がやっている地球ゴージャスの公演では、参加してくれるスタッフ、キャストは全員幸せにしなきゃいけないと思っていて。演劇はいつも自分にとって帰る場所。幸せの1つにはギャランティもあって、みんなが幸せに生きていけるだけのお金を生み出せる作品の力を作ろうとしてきた。始めて35年で少し現実化してきたかな」
35年間、止まることなく走り続けてきた岸谷の至福のときは?
「撮影後、家に帰って一杯飲んで無心になるとき。
本当にお酒って充実した生き方をしていないとおいしくない。充実度のバロメーターなんですよね」
最後に、女性読者へドラマを通して伝えたいメッセージを聞いた。「とっても魅力的な福本ワールドのキャラクターたちがそれぞれ人生を背負っていて、人生の言葉を持っている。それを自分の人生に当てはめて見てほしいです。女性が麻雀を始めるきっかけになればうれしいです」
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