くらし情報『要介護5の両親見送った女優・春やすこに“ずぼら介護”を教わる』

2018年10月28日 06:00

要介護5の両親見送った女優・春やすこに“ずぼら介護”を教わる

ただし、介護は夫や子どもたちが手伝ってくれると期待せずに、介護サービスを利用すること。親が必死になって祖父母の介護をしている姿を見たら、子どもたちはできる範囲で自然と手伝ってくれますよ」(春さん)

無事に看取った後、両親と過ごした時間は大切だったと改めて振り返ることができたという。

【Q】認知症の母が私の留守中に、ゴミ出しの日を間違えて出したり、回覧板を別の家に持って行ったり、近所に迷惑をかけることが増えてきました。お隣さんにはどのように説明すべきでしょうか」

【A】「ご近所の人とはふだんからコミュニケーションをとり、オープンな関係を!」

認知症の親が近所に迷惑をかけるのではないかと思い込むあまり、近所で孤立するケースがある。そうならないためにも、春さんはふだんから、挨拶や立ち話など、積極的にコミュニケーションをとるようにしているという。

「親が認知症になったとしてもご近所には隠さないほうがいいと思います。万が一、徘徊したときなど、一緒に捜してくれるようなこともあるでしょう。わが家には週2回、デイサービスの迎えの車が来ていたのと、ご近所さんとバーベキューや餅つき大会をやったときに父は車いすで参加したこともあったので、わざわざ介護をしていると言わなくてもわかってもらえる環境でした」

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