2019年1月18日 06:00
パレスチナ、シリア難民の力に…「憎しみ超える」SUGIZOの音
初めはシリアの戦火から逃れる人々を思って演奏していました。それがライブを続けるうちに、あらゆる国の難民や故郷を追われて暮らす人々が、いつか帰郷できて元の生活を取り戻せますようにという祈りの曲になっていた。さらに、その祈りの思いは、福島第一原発の事故で故郷を追われた人や、いまだに仮設住宅で暮らす人にとっても同じだし、また、昨年も各地で豪雨や震災などの災害がありましたが、そうした日本の被災者の方たちも近い境遇を強いられていると気付いたんです」
SUGIZOさんの奏でるメロディは、かつてイスラエル軍により世界で最も多くの催涙弾が投げ込まれたというアイダ難民キャンプでも、8メートルもの高さの分離壁を軽々と飛び越えて、すべての故郷を夢見る人たちの耳へ、そして心へと届けられた。
「キャンプ生活であらゆる自由を制限された人たちに音楽を届けることの大切さを、2年前に初めてシリア難民の方たちを前に演奏したときに痛感しました。これは、続けていきたいと思っています」
乃木坂46阪口珠美、念願の1st写真集発売決定「大大大満足な一冊になりました」【コメント全文】