くらし情報『『いだてん』作曲・大友良英が語る「東京五輪で幼稚園の僕は…」』

2019年1月27日 16:00

『いだてん』作曲・大友良英が語る「東京五輪で幼稚園の僕は…」

これから、関東大震災や2度の世界大戦も出てきます。僕らの世代は戦争は知らないけれども、東日本大震災を経験している。戦争を止めるためにオリンピックが始まったところもあるわけですし、その本来の意味を、このドラマを通じて考えなおす機会になればいいと思うんです」

■’60年代から活躍する大御所ミュージシャンが登場

「実は、個人的に東京オリンピック参加の記憶があります。’64年当時、横浜在住の幼稚園児で、前年のプレ五輪に駆り出されて。三ツ沢球技場で行進しながら、先生の合図で手にした風船を放さなければいけないのを、僕だけ家に持って帰りたくて、『イヤだ!』ってゴネたんですよね(笑)」

最後に、今後の音楽の展開プランについて明かす。

「この先、東京オリンピック前後が描かれるときには、’64年ごろから活躍しているミュージシャンに参加してほしくて、大御所からマニアックな人まで、腕こきの方たちにも声をかけています。あと、宮藤さんのドラマの持ち味は、脇役にも感情移入できること。僕自身、すでに人力車夫の清さん(峯田和伸・41)や、治五郎の下であたふたしている助教授の可児さん(古舘寛治・50)

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