2019年3月21日 16:00
毒蝮三太夫 80歳超えても妻に出し続ける手書きラブレター
そう言いながら、よっぽどうれしかったのか、そのはがきを冷蔵庫のトビラに貼り付けてたよ」
そして70代になったころから、月に1~2回のペースで、はがきを出すようになっていく。
「正直、この年になると考えるよ。一切、家のことをできないオレだから、カミさんがいなくなったらどうしよう、って。でも、不安や寂しさは積もるものだから、そこはあえて笑顔で、オレはありがとうの気持ちも込めて手紙を書き続ける。メールは一瞬だけど、手紙は残るしな。あるとき、たまたまカミさんが自分のジュエリーボックスを開けるところに出くわしたんだ。そしたら、オレが60年前に渡した手紙が入ってるのが見えたんだ。やっぱり、うれしかったよ。
えっ、カミさんからの返事?これが、いまだに一通もないんだけどさ。だって、くれって言うのもヤボだろう」
あと10日ほどで83歳の誕生日を迎えると、その先には、新しい時代の幕開けも待つ。今年の年明けの妻へのはがきには、そんな思いを込めた。
《平成時代はサイガイ、新時代はサイワイでありますよう。今年ももっともっと世話になります!!》
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