くらし情報『山崎元「消費税増税を契機に、不要な保険を解約して個人国債に」』

2019年4月13日 11:00

山崎元「消費税増税を契機に、不要な保険を解約して個人国債に」

節約で大切なのは「(1)確実である、(2)ストレスが小さい、(3)悪影響が出ない――」こと。この3条件を満たすのが生命保険の見直しだという。まずは年間の保険料を割り出すことから。

「40代、50代の夫婦は、とにかく保険に“入りすぎ”。公的な健康保険に加入していれば、医療費の出費も3割負担、1割負担などになります。仮に入院・手術があっても、高額療養費制度で一定額以上の医療費の支払いは必要ありません。つまり、がん保険、医療保険は不要だと私は考えます」

月の掛け金が高い、年金型保険に苦しむ人も多いはずだ。

「低金利時代のため、年金型はリターンが少ない。
人気の『外貨建て保険』なども含め、解約して別の貯め方をおすすめします。たとえば10年満期の変動金利型の個人国債です。これなら元本割れの心配がありません」

保険は、最小限の範囲・最短期間・最安値に収めるのが鉄則だ。

「生命保険なら、特約はつけず、働き手の死亡保障のみで、子どもが成人するまでの期間、掛け金の安いネット生保や共済に」
保険を解約することに抵抗があるなら“払い済み”も検討を。

「新たな保険料の支払いをストップする代わりに、すでに支払った保険料で保障内容を縮小するという方法があります。

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