2019年5月8日 16:00
財前直見 介護で家族をつなぐ「ありがとうファイル」の魅力
構えて書く必要はないんです。私の本は“練習帳”だと思って気軽に試し書きをしてみてください。そして書き込み用シートをダウンロードして、そこに記入。シールを貼ったり写真を入れたり、あなた自身のアイデアをつめ込んだ世界に一つだけのオリジナルファイルを作ってみてください!」
財前さんは、40歳で出産。その後、実家のある大分県でシングルマザーとして子育てをしながら、女優の仕事は飛行機で東京に通うという“2拠点暮らし”が、もう12年目になる。
「孫のおかげで張り合いのある生活が送れている」と家庭菜園や山菜採りに精を出す両親。そして、今春中学に進学したばかりの息子には、“幸せになってほしい”という思いが何よりも強い。
ファイルで息子に託したのは、介護のことだけではない。
自然と触れ合える大分で“今”を大切に生きてほしいということ。最終的には、自分の意見を尊重し、判断してもらいたい、そう願っている。このファイルには、「家族の絆を強めるエッセンス」がたくさん詰まっているのだ。
財前さんは今後、トークイベントや講演会などで、多くの人に、「ありがとうファイル」の思いを広げていくつもりだという――。
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