分岐点は“お金”、離婚弁護士が語る「幸せ離婚」の心構え
離婚後に新たな仕事に取り組んだり、再婚する可能性の高い年代は、お金でもめるよりも、一日も早い再出発が大切だからだ。
一方、50代以上での離婚は、こうした可能性が低い半面、結婚生活で蓄えた財産も多いので、「お金」で折り合いがつくかどうかが幸せの分岐点だという。
「ある程度の経済的余裕が見込めれば『幸せな離婚』も夢ではありませんが、離婚後の窮乏が目に見えているのであれば、生活のためと割り切って、夫婦関係を継続するほうが『幸せ』な場合も。私が相談者に『離婚したら何がしたいですか?』と尋ねると、『ホットヨガ』『ママ友とランチ』など、意外なほどささやかな願いを話してくれることがあります。おそらく夫の束縛が厳しく、自由がないためだと思いますが、これくらいなら離婚せずともできるはず。まずは勇気をもって夫への遠慮を捨ててみて。それだけでも夫婦の行き詰まりはだいぶ改善できると思いますよ」
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