「国民年金だけだと老後5千万円不足」を解決する4つのワザ
元本が保証される『定期預金』『保険』商品か、元本割れのリスクがある『投資信託』から選択できます。非課税メリットは大きいですが、積立期間の満期の60歳まで途中解約できず、引き出せないことがデメリットです」(中村さん)
【3】つみたてNISA
掛金の上限額(自営業者、年間):40万円
加入年の上限(※1):20年(非課税になる期間)
受け取れる時期(※1):いつでも
節税効果の例:運用益非課税
一定の条件を満たした投資信託などを積み立て方式で購入していく。年間40万円、最長20年間で800万円まで投資可能。いつでも売却できて、売却益は非課税。
「つみたて型の少額投資非課税制度で、iDeCoとの最大の違いは、途中でいつでも売却して引き出せるという点。事業に必要な資金が急に必要になることが多い人などは、こちらのほうが向いているかもしれません」(中村さん)
【4】付加年金
掛金の上限額(自営業者、年間):4,800円
加入年の上限(※1):60歳まで
受け取れる時期(※1):65歳以上
節税効果の例:年約1,500円(※2)
国民年金保険料に月々400円を足して納めると、将来の年金額が月々200円増える。