くらし情報『だいたひかる 乳がん再発時、夫とともに“疑心暗鬼”に…』

2019年8月24日 11:00

だいたひかる 乳がん再発時、夫とともに“疑心暗鬼”に…

気を紛らわせようということではなく、初めて見る機械や、初めて受ける検査に今まで想像もしてこなかった思考が頭に浮かぶのかもしれません」

【がん患者あるある】仕事しづらくなる

検査の繰り返しと長期にわたる治療で不安な生活のなか、仕事の面でもがん患者の皆さんはつらい思いを……。

だいた「がんになると、働きづらくなるのは、すごく感じますね。今元気でも、またいつぶり返すかわからないじゃないですか。休みと復帰を繰り返すこともあるので、不安定な人と思われますよね。でも、働けるんですよね、がんでも。なんだったら抗がん剤のときとか、仕事があったほうが忘れられるんですよ、痛さとかだるさとか。仕事に集中するから。がんの人のほうが仕事を頑張ると思いますよ、ほんとに。
治療費も稼がなきゃいけないですし、サボらないと思うんですよ。まだまだ誤解が多いなと思います。すごく末期の状態以外は働けるんです。がん患者イコール使い物にならないと思わないでほしいなぁって思いますね」

小泉「もうちょっと余裕を持って病気の人に接することができる、柔らかい丸い社会になってくれたらいいなとは思いますね」

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