くらし情報『年金探偵が警鐘「結婚前に働いていた人も消えた年金を疑おう」』

2019年8月29日 15:50

年金探偵が警鐘「結婚前に働いていた人も消えた年金を疑おう」

“年金探偵”こと、社会保険労務士で年金コンサルタントの柴田友都さん

“年金探偵”こと、社会保険労務士で年金コンサルタントの柴田友都さん



持ち主が判明していない年金記録はいまだ1,800万件も……。関係ないと思っていたのに、実は自分や家族にもらい損ねた年金があった例も多い。専門家に聞く消えた年金の見分け方ーー。

「『女性自身』の記事を見たという方から、『私も探してほしい』という相談が7件寄せられました。そのうちの1人は、亡くなったお父さんの“消えた年金”を探し出し、年金4,000万円を受け取ることができました」

そう語るのは“年金探偵”こと社会保険労務士で年金コンサルタントの柴田友都さんだ。信用金庫に勤めていたころから、「請求もれ年金相談」を研究。行方不明の年金の専門家として、これまで5,000件の“消えた年金”を探し当ててきた。

’17年9月26日号の本誌で紹介したところ、読者からの問い合わせがあり、実際に年金が見つかったケースが相次いだという。
“消えた年金”とは、’07年に持ち主不明の年金記録が約5,000万件も存在することが発覚し、社会問題となったことを指す。

そもそも“消えた年金”はなぜ生まれたのだろうか。

「かつて年金の記録は手書きで紙の台帳に記載されていました。

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