2019年9月16日 06:00
岡山天音 山崎賢人ら同世代俳優に嫉妬「ガチすぎて言えない」
武道館チケットは即日完売、熱狂的なファンを持ち、多くの若手ミュージシャンからも敬愛されるロックバンド、the pillows(ピロウズ)。彼らの結成30周年記念映画『王様になれ』(9月13日よりシネマート新宿ほかにて公開)で主演を務めるのが、若手個性派俳優の筆頭株、岡山天音(25)である。
「バンド映画だと聞いてギターをめっちゃ練習しなくちゃみたいなことが頭をよぎったんですけど、台本を読んだら全然違う話で。そこが面白い企画だと思いました」(岡山・以下同)
本作が描くのは、ピロウズの音楽を愛し共に生きてゆく人々。岡山が演じるカメラマン志望の祐介は、ラーメン店で働きながら好きになった彼女がファンだというピロウズを知り、彼らの写真を撮ることで夢に一歩ずつ近づいてゆく。
「この作品は日常から飛躍している箇所がない分、お客さんがリンクしやすい。安易に演じるのではなく生々しさというか、今隣で一緒に映画を見ている人が祐介かもしれないと感じてもらえれば」
原案を手がけたボーカルの山中さわお(50)は、現場にもよく見学に訪れ、岡山とも共演を果たした。
「共演しているときはさわおさんがすごく照れていましたが、監督の横でモニターを見られているときは僕のほうが緊張しましたね」