2019年11月5日 00:00
「愛子さまを天皇に!」高まる期待の声…女性天皇に賛成82%
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お体への負担が心配されたなか、4回にわたる「饗宴の儀」を終えられた雅子さま。過密日程の中でも笑顔を絶やされなかったものの、その陰で母としての大きな苦悩を抱えられていた――。
《各国元首のご健康と各国国民の幸福、世界の平和を切に祈ります》
モーニング姿の天皇陛下が、駐日大使夫妻らを前にお言葉を述べられた。お隣に立たれた皇后雅子さまは、和服をお召しになっていた。
10月31日、祝宴「饗宴の儀」が皇居で催された。即位を披露し祝福を受けられる儀式で、10月22日から4回にわたったが、この日が最終回となった。
平成の即位の礼では、饗宴の儀は4日連続で計7回すべて着席形式で開かれたが、今回は皇族方の負担を考慮して回数を減らし、さらに後半の2回は立食形式へと簡素化された。
「とはいえ、十二単で臨まれた『即位礼正殿の儀』を経て、さらに毎回数百人をおもてなしする饗宴の儀に臨まなければなりませんでした。
宮内庁内部でも、雅子さまの体調を心配する声が上がっていたのです。しかし、雅子さまは4回にわたる饗宴の儀で、決して笑顔を絶やされませんでした。適応障害で苦しまれていたころには和服への苦手意識がおありだといわれてきましたが、最終日の和服姿はむしろ、皇后としての自信を感じさせるものでした」