2019年11月5日 00:00
「愛子さまを天皇に!」高まる期待の声…女性天皇に賛成82%
(宮内庁関係者)
天皇陛下が国内外に即位を宣明され、雅子さまも令和の国際親善の幕開けに存在感を発揮された。ただ、一連の儀式のさなかには、皇室の未来を左右するかもしれない重要な報道もあった。
共同通信社による世論調査の結果が10月27日に報じられ、女性天皇を認めることへの賛成が81.9%に達したことが明らかとなった。反対はわずか13.5%だった。また、母方だけが天皇の血筋を引く女系天皇への賛成は70.0%、反対は21.9%だった。
近代皇室史を専門とする静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんはこう語る。
「女性天皇を認める世論の高まりは、令和の天皇皇后と長女の愛子さまのお人柄や能力が、国民に広く支持されているゆえでしょう。国民の多くは、天皇のもとでお育ちになったお子さまで、立派なお人柄の方が天皇になるのがいいと考えているのです。
世論調査を見る限り、ご本人の性別や、男系か女系かといった区別を、国民はあまり重視していないように思われます」
現在、学習院女子高等科3年生で17歳の愛子さま。来年の4月には学習院大学へ進学されるとみられている。
10月11日、天皇陛下と雅子さまはイギリスのアン王女夫妻を赤坂御所に招き、お茶をともにされたが、このご懇談には愛子さまも同席されたのだという。