田口淳之介 小嶺との結婚語る「公判直前『そばにいて』と…」
何日も食事が喉を通らなかったり、彼女が病院に行く途中で泣いて電話をかけてきたりと、情緒不安定な時期がありました。僕と付き合っていなかったら、彼女はそんなつらい思いをしなかったかもしれません。僕も彼女をしっかり支えて、安心させることができなかった。そんな自分の未熟さに、すごく情けないと忸怩たる思いを抱きました……」
小嶺をいろいろな病院に通わせても快方に向かわないなか、出合ってしまったのが大麻だった。
「うつ病の薬の効果が出ないなか、(大麻使用で)心を落ち着かせることができ、徐々に回復していきました。もちろん法律に触れることは知っていましたが、“彼女のうつが回復してくれるなら”なんて甘いことを考えてしまいました。そして、僕自身も手を出してしまった。彼女ばかりが批判されてしまいがちですが、(大麻所持は)僕自身の問題であって、彼女に唆された事実はありません」
田口にとって、家族のように大切な存在になっている小嶺。
それでも、同時に逮捕された2人。けじめとして、別れるという選択肢はなかったのだろうか。
「留置されている間は別々でしたし、人生を振り返る時間がたくさんありました。そんななか、“それでも2人で支え合っていきたい”と思いました。