くらし情報『マイホームはもはやリスク!?“退職後は賃貸生活”が正解な理由』

2019年12月24日 11:00

マイホームはもはやリスク!?“退職後は賃貸生活”が正解な理由

マイホームはもはやリスク!?“退職後は賃貸生活”が正解な理由


「かつては、家を所有することがステータスであり、家族の夢という時代もありました。だが近年は、10月に東日本を襲った台風19号のような、大雨による水害などが全国各地で頻発。“夢のマイホーム”が、経済的に大きなリスクとなる時代になりつつあります」

こう語るのは、さまざまな災害などの統計データをもとに、生活環境のリスク分析を行う、住環境コンサルタントの堀越謙一さん。

たしかに、水害による家屋の倒壊や床上浸水などの被害を受ければ、大きな出費は避けられない。行政からの補助金や住宅支援だけでは、とても金銭的にカバーができないのが現状だ。

「住宅ローンを払いながら、さらに借金するという二重ローンに苦しむ可能性も大いにあり得ます」(堀越さん・以下同)

地球温暖化に伴い、雨量は増え、台風も巨大化している。先の台風19号では、タワーマンションの地下の電源施設が水没し、物件全体が停電した例も記憶に新しい。修繕費用を負担するのは、原則として物件の所有者だ。


「また、自然災害がなくても、建物は老朽化していくもの。故障箇所の修理費用やリフォーム費用も、考えなければなりません。特に危ないのは、収入が一気に減ってしまう老後です。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.