2020年2月4日 18:00
各界著名人に広がる平手ロス…絶賛される表現力の根源とは?
このように、欅坂46は、平手友梨奈の絶対的存在、他のメンバーが彼女へ寄せる絶対的信頼のもとに成り立っていたのだ。語弊を恐れずにいえば、だからこそ欅坂46のパフォーマンスは、揺るぎないほどに強靭で、そして同じだけ脆かった。
満身創痍となりながら“不協和音”を披露した2017年の紅白が印象に残っている人も多いだろう。また、平手はセンターでありながら、ライブやフェスを不参加とすることも多かった。グループの象徴としての役割を担い続けることが、彼女にとってどれだけの重圧となっていたか。もはや、想像を絶する。
それでも、いや、だからこそ、覚悟を決めてステージに立ち、渾身のパフォーマンスを見せつける彼女の姿に、僕たちはいつだって心を震わされ続けてきた。
突然の脱退発表は、ファンにとっては大きな衝撃だっただろう。
しかし、“引退”ではなく“脱退”を告げた平手の将来に、ファンは希望も感じている。脱退発表時の様子と今後の展望を、松本さんはこう語った。
■平手友梨奈、脱退。今幕を開ける「第2章」の物語。
2020年1月23日、脱退発表直後のラジオ番組TOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」